現代農業WEB

【虫虫ワンダーランド】コガネムシ 好物は、腐葉土だけじゃなかった?

大中洋子(絵)・木村裕(監修)

「現代農業」に2013年から18回にわたり連載した大人気コーナー「虫虫ワンダーランド」。描き下ろしの漫画が加わり、「まんがでわかる 畑の虫」として待望の書籍化が決定いたしました。それを記念して、現代農業WEBでは週1回全18回にわたり期間限定で本の一部をお届けします。

農業情報サイト「ルーラル電子図書館」個人会員の方は、全18話を【閲覧期限無し・まとめて】お読みいただけます。

虫虫ワンダーランド 特集ページ

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 成虫は六月頃に発生。交尾を終えたメス成虫は有機物の多い土を見つけると、手足をフルに使って潜り込み、白い卵をあちこちに産みます。七月頃、孵化した幼虫はエサが豊富な住処で単独で暮らし始め、寒さが増してくると地下深くに潜って越冬します。春になると次第に地上付近に移動し、やがて蛹になります。このように一年に一回発生します。

 成虫はほとんど人様に迷惑をかけませんが、集団でマメの葉などを食い荒らすお尋ね者も一部います。幼虫は腐った植物などを常食にしていますが、エサが不足すると作物の根を齧り始めます。細い根から、やがて太い根までも食べてしまいます。サツマイモも好物です。小さいうちに齧られてできた傷跡は、イモの肥大とともに拡大します。

 植え付け前や播種時にクスリを土の中に混ぜ込むと、幼虫を防除できると言われています。ただし、サツマイモは植え付け時期が産卵時期より早いので効果が低い。被害を防ぐには、有機物の少ない畑で栽培するとよいでしょう。

土に潜って卵を産む

手足をフル回転させて土の中にどんどん潜り、数十個の白い卵を産みます。

根っこやサツマイモがいつの間にか食べられた!

幼虫は根やサツマイモが好物。被害は甚大で、株がズボッと抜けてしまうほど根を食い尽くします。

地上付近で蛹になる

暖かくなると地面に近い場所で蛹になる。6月頃成虫になり、外へ飛び出します。

冬の間は深いところに潜って生活をしています。

*月刊『現代農業』2013年12月号原題:コガネムシより。情報は掲載時のものです。

【虫虫ワンダーランド】公開予定

\【11/25発売!】現代農業の人気連載「虫虫ワンダーランド」が待望の書籍化!/

まんがでわかる 畑の虫

木村裕 監修 大中洋子 絵
定価1,540円 (税込)
ISBNコード:9784540191244

楽しいまんがで、畑の虫たちの形態・分類から、おもしろ生態、かしこい防ぎ方までよくわかる。

■読みどころ その①

見て楽しい、世界が広がる、畑の害虫にスポットをあてたまったく新しい害虫の本!

■読みどころ その②

虫の基本的な特徴に加え、農薬を使うor使わない防除の仕方、天敵や発生予防策など、実践に活かせる専門的な解説つき!

■読みどころ その③

『現代農業』に2013年から18回にわたり連載した「虫虫ワンダーランド」に描き下ろしの漫画を加え、全27種を収録!

農業情報サイト「ルーラル電子図書館」個人会員の方は、全18話を【閲覧期限無し・まとめて】お読みいただけます。

虫虫ワンダーランド 特集ページ

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