連載記事一覧 虫虫ワンダーランド 【虫虫ワンダーランド】アブラムシ その① 2週間で500匹の大家族!? 2022-11-29 大中洋子(絵)・木村裕(監修) 「現代農業」に2013年から18回にわたり連載した大人気コーナー「虫虫ワンダーランド」。描き下ろしの漫画が加わり、「まんがでわかる 畑の虫」として待望の書籍化が決定いたしました。それを記念して、現代農業WEBでは週1回全18回にわたり期間限定で本の一部をお届けします。 農業情報サイト「ルーラル電子図書館」個人会員の方は、全18話を【閲覧期限無し・まとめて】お読みいただけます。≪虫虫ワンダーランド 特集ページ≫ \\ルーラル電子図書館の詳しいご説明はこちら// アブラムシの成虫と幼虫は仲よく植物の新芽や葉裏に集まって、数十~数百匹からなる集団をつくり汁を吸います。通常は女ばかりの女系家族。甲斐性のない男性はおらず、メスのみで繁殖します。しかもメス成虫は卵ではなくて、幼虫を産みます。幼虫は三回の脱皮を経て早くも七~一〇日後には新成虫となります。 2週間で500匹の大家族へ! 成虫は毎日二~三匹の幼虫を産むので、一匹の虫がいると二週間後には五〇〇匹前後の大家族となります。 羽が生えてお引っ越し すみかが手狭になった時、また快適なすみかと食べ物を提供してくれた植物の勢いが衰えてきた時には、羽のある成虫が現われて、引っ越してゆきます。 木枯らしが吹くと…交尾して越冬卵をつくる 春~秋、おおいに栄えていたアブラムシ一家も、木枯らしの風音が聞こえるようになると、慌てて樹木に移動して、そこでオス成虫を産みます。交尾によって受精した卵は極寒期を乗り切る越冬能力を持つからです。ただ最近は、暖冬が続いていることもあり、暖地では繁殖を繰り返しながら越冬する虫も増えています。みんなそうなるとオスは不要となります。 *月刊『現代農業』2013年1月号原題:アブラムシその(1)より。情報は掲載時のものです。 【虫虫ワンダーランド】公開予定 アブラムシその(1) 11月29日アブラムシその(2)【全文公開終了】 12月6日ニジュウヤホシテントウ【全文公開終了】 12月13日益虫テントウムシ【全文公開終了】 12月20日ウリハムシ 12月27日【全文公開終了】ハダニ 1月3日【全文公開終了】キスジノミハムシ 1月10日【全文公開終了】ダイズにつくカメムシ 1月17日【全文公開終了】コガネムシ 1月24日【全文公開終了】アザミウマ 1月31日【全文公開終了】コナジラミ 2月7日【全文公開終了】アオムシ 2月14日【全文公開終了】ハモグリバエ 2月21日【全文公開終了】アワノメイガ 3月7日【全文公開終了】ナメクジ 3月14日【全文公開終了】ハイマダラノメイガ 3月21日【全文公開終了】ヨトウガ 3月28日ネコブセンチュウ 4月4日 \【11/25発売!】現代農業の人気連載「虫虫ワンダーランド」が待望の書籍化!/ まんがでわかる 畑の虫 木村裕 監修 大中洋子 絵定価1,540円 (税込)ISBNコード:9784540191244 楽しいまんがで、畑の虫たちの形態・分類から、おもしろ生態、かしこい防ぎ方までよくわかる。 ご購入はこちら ■読みどころ その①見て楽しい、世界が広がる、畑の害虫にスポットをあてたまったく新しい害虫の本!■読みどころ その②虫の基本的な特徴に加え、農薬を使うor使わない防除の仕方、天敵や発生予防策など、実践に活かせる専門的な解説つき!■読みどころ その③『現代農業』に2013年から18回にわたり連載した「虫虫ワンダーランド」に描き下ろしの漫画を加え、全27種を収録! 農業情報サイト「ルーラル電子図書館」個人会員の方は、全18話を【閲覧期限無し・まとめて】お読みいただけます。≪虫虫ワンダーランド 特集ページ≫ ★お申込みは田舎の本屋さんより受付中!期間限定で、お得な「現代農業」セットプランを販売中! ★いきなり申し込まずにまずは試したい…という方は、「ルーラル電子図書館 無料お試し版」がオススメ!利用開始より期間は3日間、30ページ(30ポイント)まで無料でご覧いただけます。契約の自動更新はありません。 \\詳しいご説明はコチラ// Tags: アブラムシ