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『現代農業』とは

『現代農業』とは、一般社団法人 農山漁村文化協会(農文協)が発行する月刊誌です。
作物や自然の力を活かした栽培技術、農家の加工・直売、むらづくりなど、農業・農村、食の今を伝えます。

現代農業ってどんな雑誌?

~4つの顔を持つ総合実用誌~

農業技術の実用誌

時季にあわせたタイムリーな巻頭特集のほか、「稲作・水田活用」「野菜・花」「果樹」「山・特産」「畜産」「くらし・経営・地域」の6コーナーで、身体にムリなく、作物や自然の力を生かす農家の栽培法や作業の知恵が満載

暮らしの実用誌

菜園づくりから、豆腐、味噌、どぶろくなどの手づくり食品、薬草など自分でできる健康法まで、農家ならではの豊かな自給の知恵が満載

販売・経営の実用誌

直売所や産直、観光農園や農村レストラン、農業応援団など、地域住民、都市民を巻き込んで経営を築く方法と事例を豊富に紹介

地域づくりの実用誌

集落営農、地元商店街や食品企業の力を生かす農工商連携など、新しいコミュニティづくりにむけた事例と情報を豊富に紹介

時季にあわせたタイムリーな特集

月刊 現代農業は、農家がつくる、農家の雑誌。毎年3回の大特集号(2月号:品種、6月号:減農薬、10月号:土壌肥料)のほか、時季にあわせたタイムリーな特集を組み、全国の農家のみなさんとともに元気が出る記事をお届けします。

取材風景

日々、自然や作物とつきあうなかで技術を磨き、むらの中で暮らしをつくる農家。編集部はそうした一人ひとりの農家の声に耳を傾け、向き合いながら、一つひとつの記事づくりに情熱を注いでいます。

全国の農村に現代農業を届ける

農文協には全国に6つの支部があり、各支部には全国、津々浦々の農村を日々バイクで駆け巡る「普及者」がいます。現場第一主義のモットーで、「普及者」が農家に直接聞いた話が元ネタとなり、記事になることも多くあります。東京にいる編集部が掴んだネタと、各支部にいる「普及者」が掴んだネタ。この2つが組み合わさることによって、『現代農業』の「農家がつくる農家の雑誌」という独自コンセプトは成立しています。

農家に会いに、どこへでも…
農家の畑や軽トラが商談の場
直売所の講習会に講師として呼ばれることも…

読者の声

奈良県・中島寛さん
奈良県・中島寛さんウンカ対策に感心(現代農業2021年8月号より)
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今年の6月号の内容は、納豆菌の記事も、えひめAIも、ジャンボタニシも全部よかった。とくにトビイロウンカ特集の、への字イネはウンカの被害を受けない、という兵庫県の方の記事には、なるほどなぁと感心しました。 また、鹿児島の方がウンカの防除に廃食油を利用しているという記事も、興味深く読みました。昔の人の知恵が生んだワザなのですね。
岩手県・菊池えり子さん
岩手県・菊池えり子さんやってみたいカイロ+クエン酸鉄資材(現代農業2020年3月号より)
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1月号鉄特集の「使い捨てカイロとクエン酸で手作り資材」という記事を興味深く読みました。わが家ではリンゴとキウイを栽培しており、アブラムシに悩まされていました。薬剤を使うのがためらわれていたところに、身近なもので被害が軽くなるとの記事! ぜひやってみたいと思います。 また、シカの被害も頭が痛いところです。リンゴの新芽が食べられてしまいます。電気柵は回してあるのですが……。 おもに夫がリンゴを手掛けているのですが、あまり携わっていなくても、『現代農業』は参考になるし、おもしろい。私のバイブルです。
富山県・伊東悠太郎さん
富山県・伊東悠太郎さん世代交代のための地味カイゼン(現代農業2021年3月号より)
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わが家では父から私への事業承継が課題になっており、父しかわかっていなかったいろいろな作業のマニュアル化を進めています。90ページで紹介した播種作業についても「播種機設置マニュアル」を作成。播種機などにはテプラで作ったシールを直接貼り、誰でも扱えるように工夫しています。 「取り扱い説明書を読めばできるだろう」と思うかもしれません。しかし私は「自分が理解して、迷わず一人で作業できるか」を基準としています。最近は、農業経験のない義兄や、これまた父に任せっきりだった母と姉も加わったので、彼らがわかるかどうかも、重要な基準となってきました。 現場での作業には「あっち、こっち」や「あれ、これ」という語で済ませている部分が山ほどあります。それを「見える化」することで、私はもちろん、私以外でも作業できるようになってきました。シールが貼ってあるだけで、組み立て時間や作業時間が激減していることを実感。もう、習慣になりつつあります。 親が子、経営者が後継者にバトンパスしていくタイミングは、こうした「カイゼン」に取り組む絶好のチャンス。カイゼンは小さければ小さいほど、「地味カイゼン」ほどいいと思っています。『現代農業』にも、多くの地味カイゼンが掲載されています。こうした蓄積により、本質からずれた部分でエネルギーを消耗することなく、1人でも多くの農家がスムーズに世代交代していくことを切に期待します。
宮城県・千田素子さん
宮城県・千田素子さんGo To 畑(現代農業2021年2月号より)
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震災の年に知人の畑の居候となって以来、畑仕事をつつましく楽しんでいます。 『現代農業』との出会いも2011年ですが、それ以前のバックナンバーまで買い求め、バイブル的存在となりました。今改めて読み返していたところ、09年6月号の「主張」を読み、励まされた思いです。紹介されていたのは、三重県の青木恒男さんの「ゼロから足し算をする」発想。いらないものを省いていくのではなく、まずシンプルな体系に切り替えて、必要なものを加えていく……。振り返ってみると、私もゼロからのスタートでした。少しずつ知識を得て、足し算と実践を繰り返し、今日までやってきました。 最近は異常気象の影響かどうかわかりませんが、過去の備忘録と照らし合わせてみても、キスジノミハムシなどの被害や、苗の育ち具合の悪さが目立つようになりました。薬剤を使用し、虫を一掃してしまおうか……。ちょっと心が揺らぐ中、この記事に出会ったことで、来春への思いを新たにし、ライムギとヘアリーベッチを播きました。野菜を始めた当初、土づくりと防除のために取り組んでいた方法です。 よき本との出会いが、よき人との出会いにもつながり、コロナ禍の中、「Go To 畑」で、気持ちのいい風を受けています。
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