連載記事一覧 果菜の作業コツのコツ 【目からウロコ 果菜の作業コツのコツ 】Vo.9 液肥は播種時にかけるべし 2023-01-26 現代農業に2004年から14回にわたり連載した「果菜の作業コツのコツ」を週1回(全14回)期間限定でお届けします。キュウリの大産地、宮崎県の研究者だった著者の経験と観察、農家との付き合いの中でつかんだ果菜つくり、とくに苗つくりの極意が満載です。「苗は買わないで自分でつくるよ」という方は、来月にはもうタネまきがはじまります。ぜひご覧ください。 元宮崎県総合農業試験場・白木己歳 苗づくり 液肥はいつまく?(現代農業WEB) 「育つ」と「とれる」の違い 前回、充実した苗をつくるには、濃いめの液肥を回数少なく使うとよいと書いた。では、いつかけるか。最初の液肥かけは播種時をすすめたい。播種したときの水かけに液肥を使用するのである。 植物の種子が発芽するために必要な条件は、温度と水分と空気であり、肥料は入っていない。肥料が必要になるのは発芽後とされている。だが、芽が地上に現れる前に根は伸び出している。つまり、植物は芽を見る前に肥料を吸って利用できる態勢にある。発芽後に液肥をやると、たしかに育つ。だが播種時に液肥をやれば、丈夫な芽が早く出て、とれるのである。 播種時のチッソが同化された状態で接ぐと、癒合もすすむ キュウリの播種後の生育と液肥管理(暖地の10月播き)※5日目の「根じめかん水」とは、発芽によってささくれだった用土をならすためのかん水 この記事の続きはルーラル電子図書館をご覧ください *月刊『現代農業』2004 年12月号(原題:液肥は播種時にかけるべし)より。情報は掲載時のものです。 【果菜の作業コツのコツ】公開予定 ナス類はバラまきでも大丈夫! 12月1日ウリ類は列をそろえてタネをまく 12月8日(公開終了)まき箱での湿害の防ぎ方 12月15日(公開終了)かん水のハス口は上向きか、下向きか 12月22日(公開終了)苗に水を均一にかけるには? 12月29日(公開終了)ポット床土の土粒は不均一がいい 1月5日(公開終了)床土の肥料は流れるのがあたりまえ 1月12日(公開終了)液肥は濃いめのものを回数少なく 1月19日(公開終了)液肥は播種時にかけるべし 1月26日(公開終了)接ぎ木直後はしおれたほうがいい 2月2日(公開終了)断根接ぎ木は当日までの天気で決まる 2月9日(公開終了)鉢上げは苗を寝かせろ 2月16日(公開終了)「よい苗」はポットとセルではちがう 2月23日(公開終了)定植後からの防除では遅すぎる!(最終回) 3月9日 農業情報サイト「ルーラル電子図書館」個人会員の方は、全話を【閲覧期限無し・まとめて】お読みいただけます。≪果菜の作業コツのコツ(準備中)≫ ★お申込みは田舎の本屋さんより受付中!期間限定で、お得な「現代農業」セットプランを販売中! ★いきなり申し込まずにまずは試したい…という方は、「ルーラル電子図書館 無料お試し版」がオススメ!利用開始より期間は3日間、30ページ(30ポイント)まで無料でご覧いただけます。契約の自動更新はありません。 \\詳しいご説明はコチラ// Tags: 果菜, 白木己歳, 液肥