連載記事一覧 果菜の作業コツのコツ 【目からウロコ 果菜の作業コツのコツ 】Vo.6 ポット床土の土粒は不均一がいい 2023-01-05 元宮崎県総合農業試験場・白木己歳 みなさん、今シーズンの果菜の出来はいかがでしたか?いまごろは次期作の計画を立てているところでしょうか。さて、今回は、現代農業に2004年から14回にわたり連載した人気連載「果菜の作業コツのコツ」を週1回(全14回)期間限定でお届けします。キュウリの大産地、宮崎県の研究者だった著者の経験と観察、農家との付き合いの中でつかんだ果菜つくりの極意が満載です。ぜひご覧ください。 粒が大小あって不均一な床土(左)と粒が小さく比較的均一な床土(右)(編集部) 苗のときからしつけておくと、植えてからがラク 今回はまず、基本的な考え方の確認から。 果菜には栽培する上でほどよい葉の大きさ(=草姿)というのがある。果菜の生育はふつう、定植から収穫開始までは旺盛になろうとし、収穫が始まると着果負担により抑制される。したがって収穫開始までは生育を抑制ぎみに、収穫開始以降は生育促進ぎみに管理することで、ほどよい大きさにもっていくのである。 この管理は本圃に植えてからが本番であるが、だからといって苗つくりの段階では何もしなくていいということではない。むしろ苗のときから抑制ぎみにしつけておくと、充実した茎葉となり、本番でずいぶんとラクになる。目の前の管理のよしあしが数カ月後にあらわれるのである。 そんなことを頭におきながら、今回は床土(用土)の土粒について。 床土のよしあしはポットとセルで違う この記事の続きはルーラル電子図書館をご覧ください *月刊『現代農業』2004 年8月号(原題:ポット床土の土粒は不均一がいい)より。情報は掲載時のものです。 【果菜の作業コツのコツ】公開予定 ナス類はバラまきでも大丈夫! 12月1日ウリ類は列をそろえてタネをまく 12月8日(公開終了)まき箱での湿害の防ぎ方 12月15日(公開終了)かん水のハス口は上向きか、下向きか 12月22日(公開終了)苗に水を均一にかけるには? 12月29日(公開終了)ポット床土の土粒は不均一がいい 1月5日(公開終了)床土の肥料は流れるのがあたりまえ 1月12日(公開終了)液肥は濃いめのものを回数少なく 1月19日(公開終了)液肥は播種時にかけるべし 1月26日(公開終了)接ぎ木直後はしおれたほうがいい 2月2日(公開終了)断根接ぎ木は当日までの天気で決まる 2月9日(公開終了)鉢上げは苗を寝かせろ 2月16日(公開終了)「よい苗」はポットとセルではちがう 2月23日(公開終了)定植後からの防除では遅すぎる!(最終回) 3月9日 農業情報サイト「ルーラル電子図書館」個人会員の方は、全話を【閲覧期限無し・まとめて】お読みいただけます。≪果菜の作業コツのコツ(準備中)≫ ★お申込みは田舎の本屋さんより受付中!期間限定で、お得な「現代農業」セットプランを販売中! ★いきなり申し込まずにまずは試したい…という方は、「ルーラル電子図書館 無料お試し版」がオススメ!利用開始より期間は3日間、30ページ(30ポイント)まで無料でご覧いただけます。契約の自動更新はありません。 \\詳しいご説明はコチラ// Tags: 果菜, 白木己歳, 床土, 育苗