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【目からウロコ 果菜の作業コツのコツ 】Vo.4 かん水のハス口は上向きか、下向きか

元宮崎県総合農業試験場・白木己歳

果菜の作業タイトル

みなさん、今年の果菜の出来はいかがでしたか?いまごろは次期作の計画を立てているところでしょうか。さて、今回は、現代農業に2004年から14回にわたり連載した人気連載「果菜の作業コツのコツ」を週1回(全14回)期間限定でお届けします。キュウリの大産地、宮崎県の研究者だった著者の経験と観察、農家との付き合いの中でつかんだ果菜つくりの極意が満載です。ぜひご覧ください。

かん水
ハス口は上か?下か?(現代農業WEB)

かかるスピードと、しみこむスピード

 水のかけ方で用土の物理性が変わる。用土に水がかかるスピードとしみこむスピードのバランスが、かけ方で変わるからである。

 比較的粗大な有機物を混ぜたポット用土を例に考えてみよう(図1)。まず、かかる水のスピードとしみ込むスピードがつり合っている場合は、用土の構造はこわれない。これに対し、しみ込むスピードよりもかかる水のスピードが速い場合は、飽水により用土の構造がこわれて固まる。飽水の時間が長いと、軽い資材と重い資材が上下に分離し、用土の混和状態が台なしになる。用土の通気性や保水性がわるくなって、苗の生育不良につながる。

図1 水かけで用土の物理性が変わる
図1 水かけで用土の物理性が変わる

(1)ハス口やジョウロを上にしてかける

この記事の続きはルーラル電子図書館をご覧ください

*月刊『現代農業』2004 年5月号(原題:かん水のハス口は上向きか、下向き)より。情報は掲載時のものです。

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