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(愛媛から)ツヤツヤなジャガイモの秘訣は落ち葉

農文協(現代農業を発行している会社)の職員が、全国の農家・農村を訪ね歩く中で集めたホットな話題をご紹介!

 西予《せいよ》市の石山妙子さんのところにお邪魔したときに、掘りたてのツヤツヤなジャガイモを見せてもらいました。直売所で売るので見た目も大事。きれいにつくるポイントを聞くと、秘訣は落ち葉だと教えてくれました。

 11月になるとたくさんの落ち葉が積もるので、集めて袋に詰めておきます。それを、種イモを植えるときに一緒に埋めるだけです。約25mのウネに深さ30cmほどの植え溝を掘ったら、そこを落ち葉でいっぱいにして、長靴で踏んで鎮圧。落ち葉のベッドの上に種イモを並べ、覆土して完成です。以前は石山さんのジャガイモの肌もカサブタのようにガサガサしていたそうですが、落ち葉を入れるようになってからはすっかりキレイになったといいます。

 もともと裁縫業をしていたという石山さん、落ち葉を入れる袋を手づくりしていて、ジーンズ生地の袋に入った落ち葉が輝いて見えました。

ツヤツヤなジャガイモの秘訣は落ち葉

*月刊『現代農業』2022年3月号(原題:ツヤツヤなジャガイモの秘訣は落ち葉)より。情報は掲載時のものです。