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2023年2月号の読みどころ案内

2023年2月号

特集

心ときめくイモ品種♥ジャガイモ&サツマイモ

今月はみんなの大好きなイモ特集。イモ愛のたいへん深い人々が続々登場します。まず読んでいただきたいのが品種との出会いで「人生が変わった」という2人の女性。

大熊玲子さんがつくるグラウンドペチカ(依田賢吾撮影)
大熊玲子さんがつくるグラウンドペチカ(依田賢吾撮影)

千葉の大熊玲子さんは、ジャガイモの姿形の常識を覆すような民間育種家の俵正彦さんの品種と出会い、「ジャガイモのとりこになった」のだとか。代表的な品種、グラウンドペチカ赤に紫のまだら模様。宅配の野菜ボックスやパン屋さんの惣菜用として好評です。

サツマイモの個性派品種いろいろ(黒澤義教撮影)
サツマイモの個性派品種いろいろ(黒澤義教撮影)

一方、15歳の冬に焼きイモ屋さんのある一言で「サツマイモ人生まっしぐら!」となったのが新潟の新谷梨恵子さん。新谷さんが栽培する品種一覧を見ただけで、イモ愛の深さがヒシヒシと伝わってきます。料理・加工のアイデアも抜群で、なかでもホカホカの焼きイモにソフトクリームをのせた「焼きイモソフトクリーム」は、タレントのマツコ・デラックスさんも絶賛。ふるさと納税の返礼品にもなっているそうですよ。

編集部のおすすめ品種は?

この特集で編集部イチオシの品種を挙げるとすれば、ジャガイモの「サッシー」とサツマイモの「あまはづき」でしょう。

サッシーはフランス生まれのポテトチップス向け品種。小ぶりなイモですが、疫病・そうか病に強く収量も高い。油との相性がよく、新ジャガ期からの「強固な粘り」が特徴。おいしいフライドポテトやガレット(フランスの家庭料理)の作り方も紹介しています。

あまはづきは、8月に収穫できて、貯蔵期間をおかずに甘い焼きイモができてしまう、サツマ界の超新星。昨年から栽培が始まり、確かに「べにはるか」を1カ月貯蔵したくらいの甘さの焼きイモが収穫直後に食べられたと驚きの声が上がっています。

専門家のイチオシは?

専門家のおすすめ品種も見逃せません。ジャガイモの「男爵」「メークイン」「ニシユタカ」、サツマイモの「高系14号」「ベニアズマ」「べにはるか」と、定番品種の歴史や特徴、デメリットも振り返りつつ、直売所でキラリと光る個性派品種を紹介してもらいました。ジャガイモ、サツマイモの各品種の病害虫抵抗性や色、食感、貯蔵性などをまとめた一覧表(下)も掲載。ぜひ、春からの栽培計画や品種えらびに役立ててください。

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ジャガイモとサツマイモの品種別特徴一覧

この他、2023年2月号は、以下の記事などがございます。ぜひ本誌をご覧ください。

・赤・紫の色品種で元気になる
・ブロッコリー・カリフラワー品種が面白い
・春先に飛ぶように売れる 超極早生タマネギ
・超極甘も多収も トマトのオランダ品種
・令和の時代、求められるイチゴ品種とは?
・シャインマスカットの次にくるのはどれ? ねらい目着色系ブドウ品種
・国産長粒米に需要あり
・強力小麦で醤油・パンを地産地消!
・経営を助ける後継牛をつくる2023

★ 現代農業2023年2月号は、田舎の本屋さん または お近くの書店でお買い求めください。

2023年2月号表紙

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