肥料代減らせて地力アップ
肥料代高騰で、またまた糞に熱視線。チッソ分が多くて、安い、 化成肥料の代わりになる。有機物をうまく組み合わせれば、地力アップも手早くできる。
巻頭特集
今月の特集「今こそ、鶏糞大活躍!」
リンゴの気持ち 樹の生理10 マルバ台開心形のせん定
茨城・黒田恭正
今月は、前回(1月号)に引き続きリンゴのマルバ台開心形についてです。
6〜10年目までの管理
▼せん定に三つの法則あり
6年目以降、主枝候補枝を健全に育成し、主枝の生育の妨げになる枝を順次外していく。主枝につける側枝の性質を見極め花芽のつきやすい枝(現代農業21年9月号p196)を残し、徒長させないようにバランスよく育てることが大切である。
84歳の農家直伝 軽トラ1台でシイタケ原木を搬出する方法
大分県日田市・長谷部重孝さん
シイタケ原木の伐採・搬出・玉切りは重労働だが、長谷部重孝さん(84歳)は、1人でもラクに早くできる方法があるという。運搬車も使わず軽トラだけで原木を引っ張り出し、その場で玉切りして運び込む……。その様子を見せていただいた。(2021年2月末に撮影)
ここが変だよ 日本の有機農業 第2回 自給率が低くては、有機農業拡大はできない
西尾道徳
物質循環のネックは遺伝子組み換え飼料
食品の国際基準を作るコーデックス委員会の、有機農業に関するガイドラインには「有機農業は、生物の多様性、生物学的循環及び土壌の生物活性等、農業生態系の健全性を促進し強化する全体的な生産管理システム」で、「動植物の廃棄物を循環利用して養分を農地に還元し」「地域の農業システムの再生可能資源を活用する」と記述してある。強調されているのは「循環」である。
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鶏糞の袋からわかること、わからないこと
鶏糞×モミガラ 海岸沿いのやせた砂地がフカフカ土に大変身
鶏糞×菌×イナワラ 鶏糞をエサに菌資材を田んぼで培養
鶏糞×緑肥 金をかけずに地力を維持して飼料米13俵
生鶏糞×木材チップ ニワトリ放し飼いで勝手に堆肥ができる
放線菌と密閉併流減圧式で作る発酵鶏糞
pH調整とモミガラ堆肥でガラリッ ダイズは地力でつくるもの