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2021年10月号の読みどころ

みんなで考えた 有機農業ってなに?

 にわかに「有機農業」という言葉が脚光を浴びている。農水省が唐突に打ち出した「みどりの食料システム戦略」の中で、「2050 年に有機農業の面積を100万h a に拡大する」というビックリ目標が掲げられたからだ。
「みどり戦略」全体を議論するのは別の機会にゆずるとして(本誌304 ページ〜の「主張」欄を参照)、今号では「有機農業って、そもそも何だったっけ?」と改めて農家みんなで考えてみた。キーワードは、地元の有機物・微生物・地力チッソ。自然に地力がついてくるのも有機農業の本質らしい。
 アンケートで集まった農家の意見も相当にアツイ。

土壌肥料特集

みんなで考えた有機農業ってなに?

~地力アップ編~

ヨシ堆肥と生ゴミ液肥で「ダルマガエル米」

広島・井藤文男

筆者。水田8haのうち、1haが有機栽培の「ダルマガエル米」(写真は*以外、依田賢吾撮影)

 2003年、絶滅危惧種のダルマガエルの生息地がなくなったので、里親を引き受け、田んぼに放すことにしました。ダルマガエルが好むのは、農薬を使わず、水を長く張っている田んぼです。そこで、品種を倒伏しにくくて収穫時期の遅い「あきろまん」に替えたり、化学肥料と農薬をやめたりしました。こうして生まれたのが「ダルマガエル米」です。

続 タンニン鉄栽培 大盛り上がり

タンニン鉄で ピーマンが甘くなった ニンニクのさび病が出なくなった

宮城・小野寺潔

筆者(60歳)

 私は仙台市で野菜農家をしております。約1.5haで栽培する露地野菜を中心に、スーパーのインショップなどで販売しています。
『現代農業』2020年1月号「野菜には茶葉でタンニン鉄」コーナーを読み、「タンニン鉄で野菜の食味が向上する」という点に注目しました。インショップでは自分の名前を貼った野菜を販売するので、タンニン鉄栽培で食味が向上すれば、ほかと差別化できるのではと思ったからです。

堆肥を手軽にガンガン使う

一人農業にこそ、堆肥活用 仕込み方 混ぜ方 まき方のコツ

徳島市・坂東明文さん

鈴なりのミニトマト(写真はすべて小倉隆人撮影)

一人農業、40aで堆肥利用

 上の鈴なりのミニトマトは、徳島市の坂東明文さんが、有機無農薬栽培で育てたもの。追肥もせずに、6月末から8月後半までとれ続ける。生育にも増して、坂東さんが自慢するのは栄養価だ。「オーガニック・エコフェスタ」(有機農産物の全国大会)の栄養価コンテストでは、夏大玉トマト部門で3年連続最優秀賞をとるなど入賞の常連。ビタミンや抗酸化力が高いおいしい野菜を、安定して生産している。

◆その他のコーナーも見どころ満載です。タイトルの一部をご案内します。

・土がフワフワになったのは酵母菌と納豆菌のおかげ

・土壌には十分すぎるチッソがある 無施肥で作物が育つ畑とは?

・乳酸菌液でジャガイモのそうか病が激減

・エダマメのダイズシストセンチュウがリョクトウすき込みで90%減 

・中古サブソイラ&緑肥でやってみた

・イネも野菜・花の苗も うちは、すべて硫黄コーティングでいく

・カンキツ アミノ酸と核酸で花芽充実、旨みものる

・【農文協80年史こぼればなし9】戦時下農文協の農村活動

・【農家の法律相談】補助金の申請書を勝手に修正された

今月号のイチオシ記事

 2021年10月号の試し読み 

今月号のオススメ動画

資材の混ぜ方のコツ

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