2022年1月号のイチオシ「農家の菌活 最前線」

巻頭特集
土着菌を捕まえる、存分に使う
カラスウリから酵母菌を、ムギワラから納豆菌を採る
佐賀県唐津市・ラマ カンチャさん
ネパール出身で、今は日本で農業をしているラマ カンチャさん。土着菌には日頃から慣れ親しんでいて、自らせっせと培養しては、かん水と一緒に流し込んだり、「太陽熱養生処理」に利用したり、発酵液肥をつくったりしている。
100歳現役も夢じゃない 果樹の樹高栽培
脚立なし、樹を見下ろして収穫!?(上)
カキの二本主枝・一文字仕立て
和歌山県紀の川市・田口晃さん
◆マークは本誌195ページに用語解説あり
◆マークのついた用語にマウスカーソルを合わせると、用語解説が表示されます(PC表示のみ)。
年配の人も若い人もラクなのが好き
「100歳現役を目標にしとるんよ」
そう豪語する田口晃さん(77歳)のカキ畑にお邪魔して、思わず息を呑んだ。目線より下の位置にズラリと果実がなっている……。
『現代農業』創刊100年記念企画
『現代農業』100年のあゆみ
楠本雅弘
農家向け月刊誌では日本初
『現代農業』は2022年3月、創刊100年を迎える。学会誌や団体の機関誌にはいくつか例もあるが、農家向けの市販月刊誌が創刊100年を祝うのは、おそらく本誌が初めてであろう。ちなみに、広く読まれている『家の光』(家の光協会)は、1925年5月号創刊で、同97年になる。これに続くのが『農業および園芸』(養賢堂)と『農耕と園芸』(誠文堂新光社、旧『実際園芸』)の2誌で、1926年の創刊である。
読み方案内
2022年1月号の主張
農家・農村の〝主体形成〞とともに 『現代農業』創刊100年にあたって(上)
今月の立ち読みPDF
あっちの話こっちの話
- 肥料効果も高いアブラギリ堆肥――鹿児島から
- 落ち葉堆肥の育苗培土、熱殺菌のやり方――広島から
- 柿酢にはまったのは、せん孔細菌病対策から――福島から
- カレーにモモのすりおろし――山梨から