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2022年1月号の読みどころ

カラスウリから酵母菌、 玄米から乳酸菌や納豆菌…… 身のまわりにいる菌を捕まえて、殖やし、存分に活かす。 農家の菌活の工夫は、とどまることを知らない。 作物へのワクチン効果や発根効果など、 最強の菌活を実現するための新知見も続々。

巻頭特集

農家の菌活 最前線

カラスウリから酵母菌を、ムギワラから納豆菌を採る

佐賀県唐津市・ラマ カンチャさん

手に持っているのはカラスウリ(写真はすべて赤松富仁撮影)

 ネパール出身で、今は日本で農業をしているラマ カンチャさん。土着菌には日頃から慣れ親しんでいて、自らせっせと培養しては、かん水と一緒に流し込んだり、「太陽熱養生処理」に利用したり、発酵液肥をつくったりしている。

脚立なし、樹を見下ろして収穫!?(上) カキの二本主枝・一文字仕立て

和歌山県紀の川市・田口晃さん

収穫直前の樹上脱渋のカキ(刀根早生)と田口晃さん(2021年10月7日、写真はすべて依田賢吾撮影)

年配の人も若い人もラクなのが好き

「100歳現役を目標にしとるんよ」

 そう豪語する田口晃さん(77歳)のカキ畑にお邪魔して、思わず息を呑んだ。目線より下の位置にズラリと果実がなっている……。

『現代農業』100年のあゆみ

楠本雅弘

『現代農業』の誌名改称経過

農家向け月刊誌では日本初

『現代農業』は2022年3月、創刊100年を迎える。学会誌や団体の機関誌にはいくつか例もあるが、農家向けの市販月刊誌が創刊100年を祝うのは、おそらく本誌が初めてであろう。ちなみに、広く読まれている『家の光』(家の光協会)は、1925年5月号創刊で、同97年になる。これに続くのが『農業および園芸』(養賢堂)と『農耕と園芸』(誠文堂新光社、旧『実際園芸』)の2誌で、1926年の創刊である。

◆その他のコーナーも見どころ満載です。タイトルの一部をご案内します。

・殖やす、活かす 農家の菌活ファイル

ファイルNo.01 こうじ菌

ファイルNo.02 キノコ菌

ファイルNo.03 納豆菌

ファイルNo.04 放線菌

ファイルNo.05 乳酸菌

ファイルNo.06 酵母菌

ファイルNo.07 光合成細菌

・菌は死んでも役に立つ

・追究 菌液は農薬と混用してもいいの?

・カビ味噌の味噌汁、土ごと発酵の田畑

・地域内循環を目指して、子実トウモロコシに燃える

・炭酸ガスの群落内施用で燃料代半減

今月号のイチオシ記事

 2021年12月号の試し読み 

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