2022年 1月号 2022年1月号の読みどころ 2021-11-29 カラスウリから酵母菌、 玄米から乳酸菌や納豆菌…… 身のまわりにいる菌を捕まえて、殖やし、存分に活かす。 農家の菌活の工夫は、とどまることを知らない。 作物へのワクチン効果や発根効果など、 最強の菌活を実現するための新知見も続々。 巻頭特集 農家の菌活 最前線 カラスウリから酵母菌を、ムギワラから納豆菌を採る 佐賀県唐津市・ラマ カンチャさん 手に持っているのはカラスウリ(写真はすべて赤松富仁撮影) ネパール出身で、今は日本で農業をしているラマ カンチャさん。土着菌には日頃から慣れ親しんでいて、自らせっせと培養しては、かん水と一緒に流し込んだり、「太陽熱養生処理」に利用したり、発酵液肥をつくったりしている。 試し読みはこちら 脚立なし、樹を見下ろして収穫!?(上) カキの二本主枝・一文字仕立て 和歌山県紀の川市・田口晃さん 収穫直前の樹上脱渋のカキ(刀根早生)と田口晃さん(2021年10月7日、写真はすべて依田賢吾撮影) 年配の人も若い人もラクなのが好き 「100歳現役を目標にしとるんよ」 そう豪語する田口晃さん(77歳)のカキ畑にお邪魔して、思わず息を呑んだ。目線より下の位置にズラリと果実がなっている……。 試し読みはこちら 『現代農業』100年のあゆみ 楠本雅弘 農家向け月刊誌では日本初 『現代農業』は2022年3月、創刊100年を迎える。学会誌や団体の機関誌にはいくつか例もあるが、農家向けの市販月刊誌が創刊100年を祝うのは、おそらく本誌が初めてであろう。ちなみに、広く読まれている『家の光』(家の光協会)は、1925年5月号創刊で、同97年になる。これに続くのが『農業および園芸』(養賢堂)と『農耕と園芸』(誠文堂新光社、旧『実際園芸』)の2誌で、1926年の創刊である。 試し読みはこちら ◆その他のコーナーも見どころ満載です。タイトルの一部をご案内します。 ・殖やす、活かす 農家の菌活ファイル ファイルNo.01 こうじ菌 ファイルNo.02 キノコ菌 ファイルNo.03 納豆菌 ファイルNo.04 放線菌 ファイルNo.05 乳酸菌 ファイルNo.06 酵母菌 ファイルNo.07 光合成細菌 ・菌は死んでも役に立つ ・追究 菌液は農薬と混用してもいいの? ・カビ味噌の味噌汁、土ごと発酵の田畑 ・地域内循環を目指して、子実トウモロコシに燃える ・炭酸ガスの群落内施用で燃料代半減 1月号の目次をみる 1月号を注文する 最新号から定期購読する 今月号のイチオシ記事 2021年12月号の試し読み カラスウリから酵母菌を、ムギワラから納豆菌を採る カキの二本主枝・一文字仕立て 『現代農業』100年のあゆみ 今月号のオススメ動画 1月号の読みどころをみる 今号のオススメ動画は画像をクリックするとルーラル電子図書館へ移動します。動画は公開より3ヶ月間無料でご覧いただけます。