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【あっちの村こっちの村】
「漬け始めたらやめられない！チャーテの漬物」

農文協中国四国支部の川島が愛媛県久万高原町よりお送りします。

高知県出身の母ちゃんが、「ハヤトウリ（隼人瓜）の漬物」を愛媛県でも伝え継いでいました。
高知県では“ハヤトウリ”のことを「チャーテ」と呼び、よく食べていたそうです。

皮がまだ柔らかいうちに収穫して、皮ごと漬物にします。作り方はとても簡単で、チャーテ（3個）を皮もむかずにそのままを2つに切り、しょうゆ・酢を100㏄ずつ、砂糖も同じくらいの量を入れて4日間漬けるだけ。お好みで唐辛子やショウガを入れてもおいしいそうです。

近所の人にレシピを教えてあげるとすごく喜ばれたそうで、「一度漬けたらやめられないよ！」とおっしゃっていました。

私もご馳走になりましたが、ウリのようにクセがなくポリポリとしていてとても美味しかったです。さっそく家でも作ってみようと思いました！

★日本の味、ふるさとの味、うちの味★
「全集　伝え継ぐ日本の家庭料理　漬物・佃煮・なめ味噌」　
(一社）日本調理科学会企画・編集／上製B5変判130頁／3,080円（税込）　
◎詳しくは「農文協　伝え継ぐ日本の家庭料理」で検索！

#愛媛県 #久万高原町 #四国 #高知県 #ハヤトウリ #はやとうり #はやとうりの漬物 #chayote #隼人瓜 #センナリ　#農業好きな人と繋がりたい #漬物好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #ふるさとの味 #農的暮らし #農家の暮らし #やみつきレシピ #おつまみ #ご飯のお供 #簡単レシピ #伝え継ぐ日本の家庭料理 #漬物 #農家 #文化 #農業 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「師匠に誓う、１２０馬力」

農文協東北支部の小篠が岩手県岩手郡雫石町よりお送りします。

「組合長と地域に恩返しがしたい！」と麦・大豆の栽培を頑張っている、40代の担い手農家にお会いしました。

非農家の出身で、一度就職した後、農業に転職しました。ただ、今まで農業とは全く縁のない暮らしから就農するということで、まずは行政の就農支援の窓口に相談し、「農事組合法人となん」に就職しました。「右も左もわからない自分に、手取り足取り指導してくれた」と、組合長を父親のように慕っているようでした。

独立を機に購入したトラクターは、この辺りでは珍しい120馬力！農機への憧れと自己実現の一つの形なのだそうで、「今はまだ余裕がないけど、ゆくゆくは自分がしてもらったように、新しく農業をやりたいと考えている仲間をサポートしていきたい！」とアツい想いも語ってくださいました。

組合長や地域の方々からも期待されている様子で、「後継ぎがいない」とマイナスな声も多い農村でこのような担い手農家がいることはとても心強いなと胸が熱くなりました。

★強いリーダーが必須ではない⁉★
「地域人材を育てる手法」　
中塚雅也・山浦陽一編著／A5判276頁／1,980円（税込）　
◎詳しくは「農文協地域人材を育てる手法」で検索！

#岩手県 #雫石町 #東北 #担い手農家 #担い手 #麦 #大豆 #トラクター #就農 #非農家出身 #農業好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #農業に興味がある人と繋がりたい #農業やりたい #農家になりたい #地方創生 #師弟関係 #農業機械 #転職 #人材育成 #地域活性化 #就農支援 #農業法人 #農家 #農業 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「干しヒトデを吊るしてシカよけ！」

農文協東北支部の梅津が岩手県紫波郡紫波町よりお送りします。

稲作農家で、大工でもあるアイディアマンの父ちゃんに面白いものを見せていただきました。
奥から持ってきてくださった箱には、なんと、大量の干されたヒトデ。
知り合いの漁師から、廃棄するヒトデを引き取って乾かしたもので、海産物の独特なにおいがします。

市販の虫・獣用忌避剤でヒトデを使用している資材があり、それを参考に、シカの糞が落ちている所、よく目撃するスポット周辺の木に、干したヒトデ15～20匹をタマネギネットに入れて吊るしているそう。
今年から試験的にはじめたところですが、シカが寄り付かなくなった実感があるとのことでした。

他にも、農機はほとんど自分で直して使っており、トラクターは40年間同じものに乗っています。
なんでも自分なりに工夫して解決し、農家を楽しんでいる父ちゃんでした。

★しかるべき対応を考える★
「シリーズ鳥獣害を考える　③シカ～かわいい目のシカが害獣ってどうして？～」　
井上雅央・金森弘樹監修／上製A4変判40頁／2,750円（税込）　
◎詳しくは「農文協鳥獣害を考える　シカ」で検索！

#岩手県 #紫波町 #東北 #稲作農家 #大工 #鹿対策 #ヒトデ #海洋資源 #忌避剤 #農家の工夫 #農業好きな人と繋がりたい #農スタグラム #農家の暮らし #本好きな人と繋がりたい #農家と繋がりたい #農業を楽しむ #アイデア #廃棄物処理 #リサイクル #手作り #獣害対策 #鹿 #農家 #農業 #百姓 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「昔ながらのおやつ！ムベをいただく」

農文協中国四国支部の高橋が島根県邑南町よりお送りします。

　稲作農家で和牛も数頭飼っているご夫婦にお会いしました。そこで、玄関先の箱に鮮やかな赤紫色の果物が置いてあったので尋ねると、「ムベ」だと教えてくださいました。アケビ科の果物で、昔はおやつなど甘味源として重宝されていたそう。母ちゃんも小さいころはおやつ代わりに食べていたと教えてくださいました。
　よくみると庭先にも実がなっており、「せっかくだからもっていきなよ！」とその場で収穫してお土産に持たせてくださいました。はじめて食べましたが、甘くて本当においしかったです！
　ちなみに、母ちゃんおすすめは皮の部分をつかった「天ぷら」なのだそう。ぜひ、食べてみたい…！

★夢の果樹栽培にチャレンジ★
「大判　庭先でつくる果樹33種～小さく育てて大きく楽しむ～」
赤井昭雄著／AB判194頁／2,420円（税込）
◎詳しくは「農文協庭先でつくる果樹33種」で検索！

#島根県 #邑南町 #秋の味覚 #旬 #ムベ #むべ #アケビ #郁子 #自然の甘み #アケビの天ぷら #農業好きな人と繋がりたい #旅好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #農スタグラム #農的暮らし #農家の暮らし #農家と繋がりたい #自然が好き #自然のおやつ #昔のおやつ #農村風景 #農家 #果物 #果樹 #農業 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「ソバで村おこし！有志の7名にカンパイ！」

農文協関東甲信越支部の辻が千葉県長生村（ちょうせいむら）よりお送りします。

　去年、ふるさとづくり大賞※１団体表彰を受賞した「ながいき集落営農組合」の代表の父ちゃんからお話を伺いました。組合設立は、遊休農地解消のため集まった地元の有志７名で、ソバの栽培を始めたのがきっかけでした（2012年）。荒れた土地でも育つと考えて選んだソバですが、播いた圃場は排水性が悪かったため、ソバが溶けてしまい、苦労の連続だったといいます。
　それでも試行錯誤しながら、1反5畝から始まったソバの栽培面積は年々増えていき、現在では70町に。2013年にはソバのオーナー制度を始め、コロナ前までは、収穫時期にそば打ち体験なども行なっていました。さらに、村の特産品「ながいき（長生）そば」としてブランド化。乾麺だけでなく、焼酎、お菓子に加工して販売し、ふるさと納税の返礼品にもなっています。
　父ちゃんたちの想いがつまったソバ焼酎は、心と体に沁みました。

※１「ふるさとづくり大賞」…豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的として、昭和58年度から全国各地でそれぞれの地域「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体、個人を表彰している。（総務省HP参照）

★ヒントはいつでも現場にある★
「だから集落営農が必要だ～集落営農法人第１号「おくがの村」の35年～」
糸賀盛人著、榊田みどり取材・構成／四六判144頁／1,320円（税込）
◎詳しくは「農文協だから集落営農が必要だ」で検索！

#千葉県 #長生村 #関東 #遊休地活用 #遊休農地 #ソバ #そば #そば焼酎 #特産品 #ふるさと納税　#農業好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #地元が好き #ふるさとづくり大賞 #地元愛 #お酒 #農家と繋がりたい #消費者と繋がりたい #焼酎好き #営農組合 #まちおこし #地域密着 #地域 #集落営農 #農業 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「古タイヤをフル活用！鉢と土留めの二刀流」

農文協東北支部の櫻井が岩手県遠野市よりお送りします。

　周りの農家と差別化を図るため、バジルやルッコラ、ホースラディッシュ、トスカーナバイオレット、ポップコーンなどを栽培し、スーパーのインショップに出荷している父ちゃんにお会いしました。
　栽培方法も個性的で、自宅の後ろには多くの古タイヤが並び、そのなかにバジルが…！古タイヤは、亡き父が集めたもので、最初は廃棄に困っていたそうです。しかし、「なにか再利用できる方法はないか」と考え、思いついたのが、「古タイヤでバジル栽培」でした。自宅の後ろは山なので、古タイヤが土留めの役割を果たしてくれます。さらに、タイヤのなかに土をもれば、鉢代わりにもなるという一石二鳥の面白アイデアでした！

★頭も畑もフル回転しよう★
「もっと上手に小さい畑～15㎡で45品目をつくりこなす～」　
斎藤進著／B5判108頁／1,980円（税込）　
◎詳しくは「農文協もっと上手に小さい畑」で検索！

#岩手県 #遠野市 #東北 #バジル #バジル栽培 #タイヤ #再利用 #ハーブ #basil #鉢 #農業好きな人と繋がりたい #工夫して暮らす #本好きな人と繋がりたい #農スタグラム #暮らしを愉しむ #農家の暮らし #農家と繋がりたい #ハーブが好き #野菜づくり #野菜農家 #リユース #アイデア #小さい農業 #農家 #農業 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「普及者の特権！手作りみかんジュース飲み比べ」

農文協中国四国支部の川島が愛媛県八幡浜市よりお送りします。

農文協の普及者は、約3週間ごとに地域を変えながら全国の農村をバイクで巡回します。産地の農家をまわることも多く、その際には産地ならではの「おいしい体験」ができることも！

今回は、温州みかんをはじめ、伊予柑、不知火（デコポン）、愛媛県オリジナル品種である紅まどんな、甘平など、全国でも有数のカンキツ大産地である愛媛県八幡浜市で、班員がカンキツ農家からいただいた手作りジュースの飲み比べをしました。

それぞれの農家が個人でジュースに加工しているところも産地ならではだな、と驚きました。

販売されていない、「ここでしか味わえない手作りみかんジュース」を毎日のように飲める日々は、楽しくておいしい至福のひと時でした！

①コーヒーの瓶に入っているのは農家お手製の梅干し
②ひょうかんジュース：八朔のような少し苦味がある大人の味
③石地みかんジュース：とても甘く、酸味が無い
④南柑20号ジュース：少し酸味があるが甘い
⓹柑橘農家が趣味で作るナイアガラ(？)
⑥柑橘農家が趣味で作る種無し巨峰

★モデルも必見⁉農家の栄養ドリンク★
「農家が教える　ドリンク・ジュース・スムージー」　
農文協編／B5判128頁／1,980円（税込）　
◎詳しくは「農文協　ドリンク・ジュース・スムージー」で検索！

#愛媛県 #八幡浜市 #四国 #産地 #柑橘 #みかんジュース #手作りジュース #ドリンク #スムージー #農家　#農業好きな人と繋がりたい #旅好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #農スタグラム #農家と繋がりたい #バイク旅 #手作りが好き #加工品 #至福のひととき #農家に感謝 #果樹栽培 #果実 #みかん #柑橘農家 #農業 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「ユニークな看板」

農文協梅津が北海道江別市よりお送りします。

　所属する東北支部から北海道支部へ、約3週間出向しました。私が入村した江別市は、北海道で多い作型の小麦・豆・ビート（テンサイ）の輪作に加えて、別の畑でブロッコリーを栽培している農家が多い地域でした。普段まわっている東北の農家と比べて耕作面積が広く、なによりJA青年部※１の盟友が多く活動が盛んなことがとても印象的でした。
　そんな中で気になったのが、各所でみられる「喰え」、「もっとがんばる町江別市まで約40000㎞」、「ここは江別！？減速の町」などのユニークな看板です。よくみると、「JA青年部」の文字があったので農家に聞いてみると、JA青年部の全国大会※２のために制作されたとのことでした。
　今回見つけた看板は三つでしたが、まだまだありそうなのでコンプリートしたくなりました！

※１「JA青年部」…農協組織の１つで、地域農業の振興　　を図る農業青年の集まり。地域貢献や農協事業の推進、盟友同士の親睦などを目的に、様々な活動を行っている。（JA全青協HP参考）

※２「JA青年部全国大会」…1年に1度、全国の青年部の盟友が集まり、互いの取り組みを発表しあう場。
（JA全青協HP参考）

★多様化の受け入れ体制が必須か★
「シリーズ田園回帰　新規就農・就林への道
　～担い手が育つノウハウと支援～」　
『季刊地域』編集部編／A5判236頁／2,420円（税込）　
◎詳しくは「農文協シリーズ田園回帰」で検索！

#北海道 #江別市 #北の大地 #ja青年部 #国産小麦 #ビート #マメ #ブロッコリー #看板 #ユニーク #農業好きな人と繋がりたい #旅好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #農家 #農家と繋がりたい #地域貢献 #担い手 #農業青年 #iターン #uターン #麦の里えべつ #喰え #おもしろスポット #田園回帰 #農業
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【あっちの村こっちの村】
「だから田んぼは美しい」

農文協東北支部の橋本（か）が岩手県盛岡市よりお送りします。

　現在（9/27）まわっている盛岡市では、異常な暑さが続いたせいか、例年より10日ほど稲刈りが早まっており（昨年は9/20くらいから稲刈りだったよう）既に佳境にさしかかっていました。この辺では、元々「ひとめぼれ」という品種をつくっている人が多かったようですが、最近ではほとんどの農家が「銀河のしずく」（平成27年に岩手県の奨励品種として採用）に切り替えているようです。
　また、近年の低米価が続く厳しい状況の中で田んぼを手放す農家も多く、担い手農家の一人当たりの耕作面積が増えており、「省力化」の技術が求められています。そのような現状でも、熱い想いで米づくりをしている米農家に出会い、普及者として「イネ大事典」（農文協/2020年1月発行）を届けられたことはとても嬉しかったです。
　その帰り道、降っていた雨が上がり、美しい田園風景が広がっていたのでおもわず写真を撮りました。

★今だからこそ稲作の基礎を学び直したい★
「イネ大事典」　
農文協編／上製B5判2178頁／33,000円（税込）　
◎詳しくは「農文協イネ大事典」で検索！

#岩手県 #盛岡市 #東北 #米 #稲 #稲刈り #田んぼ #銀河のしずく #ひとめぼれ #米農家 #農業好きな人と繋がりたい #米好きな人と繋がりたい #異常気象 #農スタグラム #農家と繋がりたい #農家応援 #スーパーカブ #田園風景 #農村風景 #本好きな人と繋がりたい #日本の風景 #japan #agriculture #農家 #農業 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「透明な心太（ところてん）、元は紅色！？」

農文協中国四国支部の津田が愛媛県宇和島市吉田町よりお送りします。

　真夏の宇和島はジメジメして暑く、またギラギラした太陽の光はバイクで周っている私たちの体力を徐々に奪っていきます。そんな暑さで滅入りそうな私に、農家の母ちゃんが「心太（ところてん）」をご馳走してくださいました。さらに、原料である天草(テングサ)を干しているところから、心太ができるまでの工程も見せていただきました。
　まずは、天草（紅色）を天日干しして洗うという工程を何度か繰り返して、紅→緑→白と色が変化したらまた干します。よく乾燥させた天草（白）を大量の水と混ぜて煮てアクを取り、ザルと布で漉し、型に流しいれ冷やして固まれば完成です。心太突きでついてお好みの味付けをして食べます。
　夏バテで、食欲がないときでもつるっと食べられます。母ちゃんお手製のめんつゆがマッチしていてとてもおいしかったです。あの透き通るような「心太」が、紅色の天草から作られているとは思っていなかったのでとても驚きました。
　その地域ならではの採れたての美味しいものを食べ、その食べ物ができる過程まで知ることができるのは普及者の特権なのかもしれません！

★わかると楽しい、よりおいしい★
「わくわくたべものおはなしえほん　トコロウとテンジロウ」　
天野碧海さく／山口マオえ／上製B5横変28頁／1,466円（税込）　
◎詳しくは「農文協　トコロウとテンジロウ」で検索！

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【支部通信】
「つくってみた！ニンニク香るゴーヤーの醤油漬け！」

農文協中国四国支部の高橋(ま)が岡山寮よりお送りします。

現代農業7月号（連載「漬け物お国めぐり」）を読んでずっとつくりたかったレシピで、後輩普及者が愛媛県中山町の農家からいただいた、少し熟したゴーヤーをつかってつくりました。火を使わないでもつくれるレシピですが、最初に下漬けすることで、アクが抜けて食べやすくなります。
あまじょっぱさと、あとに広がるゴーヤーの苦みが最高でした！記事の紹介通り、ご飯のおともに、お酒のつまみにと、とても万能。これからお茶漬けもやってみます！
今回は少量のゴーヤーでつくりましたが、調味料の分量さえ覚えてしまえば簡単に何度もつくれそうです。

●ニンニク香るゴーヤーの醤油漬け
（現代農業7月号 p204-205参照）

〈材料〉
ゴーヤー…１㎏
A【下漬け用】醤油…200ml、砂糖…150g
B【本漬け用】醤油…200ml、みりん…100ml、
　　　　　　　砂糖...100g、ニンニク…ふたかけ

〈つくり方〉
① ゴーヤーはタネとワタを取り、１㎜幅で半月切りに。
② ゴーヤーとAをボウルに入れて混ぜ、一晩寝かせる。
③ 一晩漬けたゴーヤーの水気を絞り、B（ニンニクは
スライスorすりおろし）と保存容器に入れて冷蔵庫へ。

◎２、３日でできあがり！
◎冷蔵庫で1週間、ジッパー付きの保存袋で冷凍すれば
　1か月ほど日持ちする！

★野菜をムダなくたっぷり食べるワザ★
「農家が教える　至福の漬物」　
農文協編／B5判248頁／1,980円（税込）　
◎詳しくは「農文協農家が教える至福の漬物」で検索！

#岡山県 #大分県杵築市 #漬物 #漬物レシピ #ゴーヤー #ゴーヤ #ニンニク #醤油漬け #ご飯のお供 #農家レシピ　#農業好きな人と繋がりたい #料理好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #簡単レシピ #漬物好きな人と繋がりたい #農家の暮らし #夏野菜レシピ #おつまみ #お酒のお供 #火を使わないレシピ　#家庭料理 #農家の台所 #保存食 #漬け物作り #にがうり　#農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「相棒とまわる農村の絶景！」

農文協中国四国支部の川島が愛媛県大洲市肱川町、
八幡浜市川上町よりお送りします。

　農文協の普及者にとってスーパーカブは、雨の日も、風の日も、嬉しい時も、しんどい時も一緒に農村をまわってくれる心強い「相棒」です。車ではいけない細い道や、ちょっとした山道もパワフルに進んでくれるからこそ出会える農家がいます。また、その地域特有の絶景にもたくさん出会えます。入社してはじめて乗ったスーパーカブですが、最近では「相棒」と絶景の写真を撮るのが日課になりつつあります。
　大洲市肱川町は、「ザ・中山間地域」という感じで、作物はキュウリやクリをつくっている人が多い印象でした（写真①）。農家の家から、次の農家が住む隣の山あいの集落へ向かう道中には滝がありました（写真②）。
八幡浜市川上町は、港町で海が近く、温州みかんのブランド「川上みかん」でも有名です。「川上みかん」が甘いのは、３つの太陽(太陽、海からの反射の太陽、石垣からの反射の太陽)があるからだと農家に教えてもらいました。また、みかん山から眺める海が綺麗で、疲れた時の息抜きになりました（写真③）。
　これからも、「相棒」と一緒にいろんな農家や絶景に出会えるのが楽しみです！

★美しい景色を守るためにできることは？★
「中山間地域ハンドブック」
佐藤洋平・生源寺眞一監修／B5判180頁／1,980円（税込）
◎詳しくは「農文協中山間地域ハンドブック」で検索！

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【あっちの村こっちの村】
「ビワの芽吹き」

農文協関東甲信越支部の江崎が栃木県小山市よりお送りします。

　関東甲信越支部の小山事務所には大きなビワの木があります。毎年夏になるとたくさんの実をつけますが、とくに今年は豊作の年でした。
　この写真は採りきれなかった実が落ち、自然と根を張り芽吹く姿がとても美しくて撮ったものです。酷暑の中でも負ずに真っ直ぐ芽を出すビワの『勁さ』は、なんだか未来ある子供たちを見ているようで感動してしまいました。
　また、少し屈（カガ）んで植物を観てみると、普段とは違った世界が視えてワクワクします。

★草木の名前や使い方を知ると、散歩が楽しくなる！★
「食べるつかうあそぶ　庭にほしい木と草の本」　
草木屋著／A5判96頁／1,980円（税込）　
◎詳しくは「農文協庭にほしい木と草の本」で検索！

#栃木県 #小山市 #関東 #ビワ #枇杷 #枇杷の木 #芽吹き #芽 #種 #生命力 #農業好きな人と繋がりたい #植物好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #農スタグラム #植物のある暮らし #園芸好きな人と繋がりたい #庭いじり #身近な自然 #見方を変える #身近な草木 #草木屋 #親子 #酷暑 #豊作 #草木 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「600種のタネと巡り合い、みんなと出逢えた」

農文協阿部が栃木県上三川町よりお送りします。

　映画「百姓の百の声」に出演している農家で、30年以上完全無農薬・無化学肥料で米作りをしている上野長一さんの「いろいろ米」※１の田んぼを見学しました。別の採種用の田んぼでは、なんと、600種類超のイネをそれぞれ6株ずつ植えているそうです。
　ご自宅にもお邪魔させていただき、保存してあるタネを見せてもらいました。青いコンテナに入っているのは、今年播種した一部、80品種のタネ（写真②）。タネとしての寿命は常温で2年、冷凍で10年なのだとか。クリアファイルの中の穂（写真③）は、「原爆イネ」※２の説明に使うために実が入っているモミをわかりやすく赤く塗る作業中の穂。毎年8月に地元紙などの取材があるそうです。
　「自分は元々はぐれ人間。減反やヘリ防除を拒否した。赤米や黒米も隅に追いやられて、はずれているのがとても愛おしく感じた。最初はタネを分けてもらったり、買ったりして少しずつ集めていった。そんなタネを一緒に育てたのが『いろいろ米』の始まり。色々あってタネと巡り合い、そしてみんなと出逢えた。」と語る上野さんがとても印象的でした。

※１「いろいろ米」…赤米、黒米、緑米などを含む約60品種の米を混植し、そのまま刈り取り販売。おすすめの食べ方は白米または玄米に１～２割程度混ぜて炊く。

※２「原爆イネ」…昭和20年8月9日、長崎に投下された原子爆弾で被爆した稲穂から採種され植え継がれているイネのこと。強烈な放射線で染色体が切断・転座されたため、70年以上たった今も半数ほどのモミがシイナ（未熟米）になる（現代農業2012年12月号参照）。

★全国各地で自主上映中★
「百姓の百の声」　
柴田昌平監督／農文協制作協力
上野長一さんほか、雑誌「現代農業」でおなじみの13人の農家の生きざまを追ったドキュメンタリー映画。
◎上映スケジュールなど詳しくは「現代農業WEB」の
　映画『百姓の百の声』のページをご覧ください！

#栃木県 #上三川町 #百姓 #百姓の百の声 #稲 #米農家 #無農薬 #無化学肥料 #田んぼ #いろいろ米 #農業好きな人と繋がりたい #農家と繋がりたい #農スタグラム #循環型農業 #食の安全 #食と農 #種 #長崎原爆 #平和を考える #ドキュメンタリー映画 #農家 #混植 #赤米 #黒米 #農業 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「パワフル母ちゃんのオープンガーデン」

農文協中国四国支部の津田が愛媛県宇和島市よりお送りします。

　ガーデニングに燃えている、元気なミカン農家の母ちゃんにお会いしました。今年からミカンハウスの一部の土地を大改造して、「オープンガーデン」づくりに力を入れています。ガーデンに使う資材は、石や土は畑から出たもの、枕木は廃材屋から、ロープは漁師からゆずってもらったもの、と身の回りの資源をうまく活用しています（写真⑤）。ちなみに東屋は、父ちゃんが竹でつくってくれたそう（写真⑥）。
　また、あえて小山をつくって階段の登り降りができるようにしたり、ベビーカーでも通れるよう通路を広めにつくったりと、花を愛でながらお茶するだけでなく、「足腰を鍛えるガーデン」づくりも心掛けています。「地域の子どもやお年寄りの憩いの場でありながら、健康づくりの場としても役立ててほしい！」と笑顔で語っていました。これからどんなガーデンができるのか、とても楽しみな取り組みです。
　「やりたいことが沢山あるのよ！一日３０時間は欲しいわ！」と本当にパワフルな母ちゃんでした。

【おまけ】
家のまわりの花壇も綺麗なお花でいっぱい（写真⑧⑨）。

★気持ち若返る！遊びのアイデア満載★
「無理しないでとことん愉しむ！キヨミさんのシニアの庭あそびアイデア」　
長澤淨美著／B5判112頁／1,980円（税込）　
◎詳しくは「農文協キヨミさんのシニアの庭あそびアイデア」で検索！

#愛媛県 #宇和島市 #四国 #庭 #オープンガーデン #枕木 #多肉植物 #バラ #花 #廃材利用 #憩いの場 #花好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #農スタグラム #農的暮らし #農家の暮らし #庭づくり #庭のある暮らし #ガーデニングdiy #ガーデニング #愛媛が好き #足腰を鍛える #パワフル母ちゃん #庭遊び #園芸 #農文協 #現代農業 #農山漁村文化協会 #農村 #農文協普及者がゆく

【あっちの村こっちの村】
「イチからつくる、枇杷染めコースター！」

農文協関東甲信越支部小山事務所よりお送りします。

絵本「イチからつくるワタの糸と布」を参考に、棉を育てて糸に紡ぎ、枇杷（ビワ）の葉で染めてコースターを織りました。太さが均一ではないですが、味のあるものになったと思います。

糸を紡ぐのは、慣れてくると１～２時間ぐらいでつむぎコマについてるくらいの糸は紡げます（写真①）。一番苦労したのは、糸を紡ぐ前準備の「綿くり」※１と「綿打ち」※２です。

枇杷染めは、葉だけではなく枝からも染液ができます。今回は枝だけで煮出して染液をつくりました（写真③）。ちなみに、編みぐるみの頭の部分は琉球藍の乾燥葉で染めてみたのですが、思うように色がでず薄くなってしまいました。くちばしは枇杷染めです。同じ枇杷染めでも、葉っぱの量などによって色が変わるようです。

毎日空いた時間を利用してコツコツ作業をして、だいたい３週間ほどで完成しました。

※１「綿くり」…綿毛とタネをわける作業
※２「綿打ち」…糸を紡ぎやすくするために綿の繊維をほぐす作業

【おまけ】
・２０２１年の８月に棉の花が咲いた時の写真（写真④）。オクラの花にそっくりですね！
・以前本社で育てていた棉のコットンボール（写真⑤）。

★イチは、いのちのはじまり★
「イチからつくるワタの糸と布」
大石尚子編・杉田比呂美絵／AB判上製36頁／2,750円（税込）
◎詳しくは「農文協イチからつくる」で検索！

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【あっちの村こっちの村】
「『三ヶ日みかん』の産地で草生栽培の流れがきている！？」

農文協関東甲信越支部の三浦が静岡県浜松市北区三ヶ日町よりお送りします。

7月から全国のカンキツ農家を普及でまわる「カンキツプロジェクト」（※１）にて、静岡県最大のみかん産地で、「三ヶ日みかん」のブランドでも有名な浜松市北区三ヶ日町を巡回しました。下草のない園地が「しっかり管理している」と認識される三ケ日で、近年の集中豪雨対策もあり「草生栽培」（※２）の流れが来ているよう。現代農業の読者で、カンキツ4.5haを栽培する勉強熱心なお父さんに圃場をみせていただきました。

草生栽培はナギナタガヤ・クローバー・ヒメイワダレソウにチャレンジ。ヒメイワダレソウの圃場はとってもきれいにできていました（写真①②）。土壌の保護はもちろん、草丈が低く草刈りや草倒しなどの作業をほとんどしなくて良いため、省力化にもつながります。また、現代農業2022年9月号に触発されて「光合成細菌」をつくったと見せてくださいました（写真③）。カンキツへの効果はいかに…！？今後に期待です！

とても気さくで、現代農業の話が止まらないお父さんでした。

※2024年1月発売予定の「カンキツ大事典」の刊行に合わせて全国で開催中のプロジェクト普及
※「草生栽培」…果樹園に下草を生やすことで、土壌流亡の防止、有機物の補給などを目的とした園地管理法。最近は草で草を抑える効果、土着天敵涵養などの目的としても注目されている。（「ルーラル電子図書館」参照）

★省力化、安定生産のためのせん定とは？★
「高糖度・連産のミカンつくり～切り上げせん定とナギナタガヤ草生栽培～」
川田建次著／A5判120頁／1,870円（税込）
◎詳しくは「農文協高糖度・連産のミカンつくり」で検索！

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【支部通信】
「"みかん屋"圃場ツアー！」

農文協九州沖縄支部が福岡県みやま市よりお送りします。

毎年ご好評いただいている大事典シリーズ※の「カンキツ大事典」（2024年1月発売予定）の刊行にあわせて、7月から全国のカンキツ農家を普及でまわる「カンキツプロジェクト」を開始しました。

今回はカンキツの学習のため、九州沖縄支部のメンバー10名で福岡県みやま市の自称「みかん屋」の只隈智国さんの圃場にお邪魔しました。現代農業2020年12月号から連載された「たどりついた！ミカンの双幹形」の著者でもあります。

この辺の地区でつくられる「山川みかん」は白いマルチを張り、水分を制限することで糖度をあげているそう。また、只隅さんの圃場では省力化のため、軽トラが走れるように樹間を広く取っていたり、味をよくするために植物ホルモンの動きを意識した剪定を心掛けたりなど、様々な工夫やこだわりを実際の圃場をみながら説明していただくことで、より理解が深まりました。気温がぐんぐん上がり猛暑日となりましたが、時間の許す限りたくさんお話を聞かせていただきました。

最後には、「カンキツ大事典」のご予約もいただきました。本当にありがとうございました！

支部のメンバーはこれから、愛媛県のカンキツ農家のみなさんのところへ。約1ヶ月間、バイクで元気に回らせてもらいます！

※2015年から、年に1冊ずつ刊行している各作物に特化した専門書。

★カンキツ農家のための専門書★
「カンキツ大事典」（2024年1月末発売予定）
農文協編／B5判1600頁／26,400円（税込）
◎詳しくは「農文協」へお問合せください！

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【あっちの村こっちの村】
「ひまわり油で遊休地解消！村も身体も元気に！」

農文協関東甲信越支部の辻が千葉県長生村よりお送りします。

遊休地解消の取り組みとして、ヒマワリを栽培して油を収集する「ひまわり油普及促進会」の会長とメンバーにお話を伺いました。

きっかけは5年前、東京オリンピックのサーフィン競技開催場所が釣ヶ崎海岸に決まった際に、「荒地をヒマワリで美しい景色にしよう！」という想いから始まりました。さらに、どうせやるなら「鑑賞用ではなくヒマワリ油を作ってみよう！」とチャレンジ。1、2年目は塵などが混じり綺麗な油をとるのに大変苦労したそうですが、試行錯誤しながらできたヒマワリ油は現在、長生村のふるさと納税の返礼品にもなっています。

ヒマワリ油は抗酸化作用を持つビタミンEが多く含まれており、血流がさらさらになる効果があるため身体にもお肌にも良いんだということも教えていただきました。

また、来年度はヒマワリの種の収穫体験を実施する予定で、「コロナが落ち着いたら収穫体験参加者でヒマワリ油を使ったBBQもしてみたい」と夢がいっぱいの会長。子供たちが楽しみながら遊休地の問題を知るきっかけにもなり、村も身体も元気になる素敵な取り組みだなと感じました。

★田舎暮らしに関心がある人、必見！★
「使い切れない農地活用読本～荒らさない、手間をかけない、みんなで耕す～」
農文協編／B5判128頁／1,980円（税込）
◎詳しくは「農文協使い切れない農地活用読本」で検索！

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【あっちの村こっちの村】
「ほおずきチョコレートで白馬村を盛り上げる！」

農文協津田が長野県白馬村よりお送りします。

「食用ホオズキ※を通して女性の働く場所づくりや地域を盛り上げたい」と活動している元気な母ちゃんにお会いしました。ジャムやドライフルーツなど様々な商品をつくっていますが、今回はクラウドファンディングを利用して「ほおずきチョコレート」を開発したそう。ホオズキの収穫は9月～11月ですが、フリーズドライにすることで日持ちするようになり、一年中お届けできるお土産になりました。
私も試食させていただきましたが、白とオレンジのコントラストが綺麗で、ホワイトチョコレートの甘さと
ホオズキの苦味・酸味が相まってとても美味しかったです。お土産として持ち帰り、ホオズキをはじめて食べた仲間からも「美味しい！！」と大好評でした。
多くの人に食用ホオズキを「白馬の特産品」として周知させたいとアツい想いで頑張る母ちゃんはとても素敵でした！

※鑑賞用ホオズキには毒性があるため注意が必要

★売れる加工品には理由がある★
「小池芳子のこうして稼ぐ農産加工～味をよくし、受託を組み合わせてフル稼働～」
小池芳子著／A5判148頁／2,310円（税込）
◎詳しくは「農文協こうして稼ぐ農産加工」で検索！

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