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2023年9月号(特集 : マメで稼ぐ!)の読みどころ案内

トビラ

特集

夏播き、輪作、珍豆ちんまめ マメで稼ぐ!

◆夏 これからマメを播く

今月は、「マメで稼ぐ!」をテーマにいろんな角度からマメ栽培のおもしろさに迫ってみました。第1コーナーは、今から始める「夏播き」についてです。ところで、マメをざっくり2グループに分類すると、インゲン・エダマメたち、それにスナップエンドウ・ソラマメたち、と分けられます。どういう分類かわかりますか?

収穫が追いつかないくらいとれる スナップエンドウの早出し
11月のスナップエンドウ。収穫が追いつかないくらいとれる

答えは、春に播いて気温上昇下で生育するマメと、秋に播いて気温下降下で生育するマメという違い。マメの播種はふつう、春か秋ですよね。それを夏播きしている農家のワザに迫りました。もちろん、日本の夏は発芽直後のタネや幼い苗にとっても超過酷な季節。催芽処理や播種床づくり、かん水に現場ならではの工夫がありました。成功すれば、秋から冬にかけて誰も出さない時期にマメを出荷できるので、直売所で人気になること間違いなし。スナップインゲンは秋から春までとれ続けるし、ソラマメの年内どり栽培も必見です。本来は春播きするマメと、秋播きするマメのもつ生理生態も詳しく解説しています。

◆珍豆コーナー

ムクナマメ
今月号の表紙にもなったムクナマメとは?

第2コーナーでは、ムクナマメとヒヨコマメが登場します。名付けて「珍豆」。ムクナマメは頚椎症による痛み・しびれや、更年期症状が緩和したなどの報告が寄せられる「奇跡のマメ」です。中南米で実践される「ムクナ農法」にも注目。また、ヒヨコマメはインドカレーの具材としてとても人気ですが、湿気の多い日本ではとにかく栽培が難しい。その難題を試行錯誤しながら克服した北海道の農家からの報告もあります。日本初のヒヨコマメ栽培成功事例記事ではないでしょうか。

◆ラッカセイ輪作がおもしろい

第3コーナーでは、いま勢いづく「ラッカセイ輪作」について。白ネギの連作障害対策に効果抜群であったり、北海道での新たな輪作作物としてもラッカセイが注目されています。ピーナッツバターやピーナッツ入りどら焼き、ピーナッツ入りキーマカレーなど、地元の飲食店や中高生と連携した商品開発も進んでおり、大きな可能性を感じさせてくれます。

第2特集 農家だからできる  自家製麦芽のビールづくり

今月は、第2特集を組みました。好評だった2023年1月号「今、ドブロクがアツい」に続く第2弾、「農家だからできる 自家製麦芽のビールづくり」。ビールを楽しむアイデアがいっぱいです。

その他のコーナーも見どころ満載です。タイトルだけですが、ご案内します。

【稲作・水田活用】田んぼを預かる人たちの、うまい米への努力
【野菜・花】タネごとガブリ スイカの新時代突入!?

花粉を変えるだけで、タネなしスイカがつくれる!?(現代農業2023年9月号より)
花粉を変えるだけで、タネなしスイカがつくれる!?(現代農業2023年9月号より)

【果樹】今、鉢売りがアツい

【山・特産】畑で原木マイタケ栽培

【畜産】唾液で育つ!? 幼少期の子牛にヘイキューブ

【くらし・経営・地域】農薬再評価制度に異議あり! 農薬メーカーは不都合なデータを隠している

今月号のオススメ動画

動画1
鉢植えカンキツ 市場から引っ張りだこ!
動画2
唾液で育つ !?  幼少期の子牛に ヘイキューブ

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