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令和7(2025)年
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あああ

大注目の農業資材4選。バイオスティミュラントを作ってみよう!

今世界中で大注目の農業資材「バイオスティミュラント」。直訳すると「生物刺激剤」のこと。腐植質、海藻、アミノ酸、鉄、ビタミン、微生物資材などまで幅広く、いわゆる肥料でも農薬でもなく、植物になんらかの刺激を与えて収量・品質をよくする資材です。例えば、光合成細菌や酢、酢酸カルシウム、タンニン鉄などもバイオスティミュラント。この特集では、自分で作れるバイオスティミュラントについて、その作り方をわかりやすく解説します。

酢酸カルシウムの作り方

反応中

作物の夏バテ、「カルシウム欠乏」を改善してくれる酢酸カルシウム。水に溶けやすく、植物が養分として吸収しやすいそう。卵の殻と食酢でつくることができます。

光合成細菌の作り方

培養に成功した光合成細菌はまるでトマトジュースのよう

田んぼやドブ川などに暮らす光合成細菌。作物の増収や生育促進、品質向上効果などがあるといわれる、スペシャルな細菌です。

光合成細菌は「元菌」が市販されていますが、けっこう値が張ります。農業用に使用するなら予め増やしておきましょう。

タンニン鉄の作り方

タンニン鉄

自然界では循環しにくい鉄分を、植物が吸収しやすいようにしたのが「タンニン鉄」です。お茶などに含まれるタンニンと鉄を反応させて、植物が鉄分を吸収しやすいようにした液体です。

フルボ酸の作り方

腐植土を原料とする資材「フルボ酸液」は、土の団粒化や根張り強化、発根・発芽の促進など、さまざまな効果が期待できるそうです。

フルボ酸を抽出した液体資材は高価ですが、ペレットを購入し、自分で曝気すれば大量に作れます。

バイオスティミュラントの使い方については、

などで詳しく紹介されています。

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