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ホーム » 連載記事一覧 » あっちの話こっちの話 » 〈広島から〉ウリハムシ対策には株元に川砂

農文協の職員が、全国の農家・農村を訪ね歩く中で集めたホットな話題をご紹介します!

ウリハムシ対策には株元に川砂
スイカの株元に川砂を敷く

 年間50品目ほど栽培し、直売所へ出荷している庄原市の咽原《のどはら》章さん。ウリハムシを抑えるとっても簡単な方法を教えてくれました。

 苗を植え付けるとき、株元に直径30cmの円形に川砂を敷くだけ。厚さは3cmほどとたっぷりです。これで、成虫が株元に卵を産み付けるのを防ぐのと、もし産み付けられてしまっても、熱くなった川砂の中で卵や幼虫が焼け死んでしまうそうです。堆肥を使っていることもあり、以前はウリハムシにスイカの葉を食べられて困っていた咽原さん。ハウスで栽培しているスイカで実践していて効果あり。飛来数が減ったと実感しています。

 砂は土砂を扱っている業者から毎年買ってきます。株元に敷いた砂は回収せずに土に混ぜてしまうそうです。

*月刊『現代農業』2023年5月号(原題:ウリハムシ対策には株元に川砂)より。情報は掲載時のものです。