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〈青森から〉サツマイモの霜よけに新聞紙を巻く

農文協の職員が、全国の農家・農村を訪ね歩く中で集めたホットな話題をご紹介します!

サツマイモの霜よけに新聞紙を巻く

 新郷村のピーマン農家・小坂えつこさんは、自家用野菜も楽しんでいます。去年試して一番よかったことは、サツマイモの霜よけ対策だと言っていました。

 まず、サツマイモの苗を新聞紙の半ページ分で斜めにくるむ。根は出しておきます。これを、新聞紙ごと斜め植えで埋めてあげると風で飛びません。小坂さんの畑は山の中にあり、霜が降りやすく、風も強いですが、新聞紙は霜よけ・風よけになります。乾燥も防いでくれてよかったと言っていました。

 あまり長い期間巻いていると葉が黄色くなってしまうので、5月末に定植し、2〜3週間後の霜が降りなくなった6月中旬にははずします。寒い地域でも霜に負けずにサツマイモがつくれる素敵なアイデアに感心しました。

*月刊『現代農業』2023年3月号(原題:サツマイモの霜よけに新聞紙を巻く)より。情報は掲載時のものです。