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(石川から)風船パンッでブドウのハクビシン除け

 七尾市の上野道章さんが悩まされていたのは、ハウスの中までブドウを食べにくるハクビシン。木に登るハクビシンの体重は重いネコほどだと聞いて、その重さを利用した仕掛けを考えつきました。

 用意するのは100円ショップの水風船、イボ竹、針金です。まず、親指の太さほどの枝を1本の樹から3本選び、それぞれに風船をくくりつけます。次にイボ竹の先端に、両端を少し研いでU字に曲げた針金を固定。風船との間が5mmほど空くように地面に差し込みます。樹の上をハクビシンが歩くと枝がしなり、風船が針金に触れて破裂。音に驚いたハクビシンは一目散というわけです。ハクビシンは夜行性なので、活動しない日中は針金に軍手をかけておくと、風での誤破裂が防げます。

 このやり方を始めたら、全滅だったブドウが余るほど収穫できたとか。ハクビシンが破裂音に慣れると効果が薄まるので、今年は風船の中にトウガラシを入れてみる予定です。

*月刊『現代農業』2021年9月号(原題:風船パンッでブドウのハクビシン除け)より。情報は掲載時のものです。