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今に活かせる、江戸農書の栽培技術|「ルーラル電子図書館30周年特別セミナー」特集

『草木撰種録』(1828年、宮負定雄著) 男女之圖

2026年10月29日(木)に、瀬戸内まいふぁーむ代表・高内実さんを講師にむかえたセミナー「今に活かせる、江戸農書の栽培技術」を開催します。
自然農法を実践してきた高内さんは、奇をてらったような派手な農術や資材を追い求めるのではなく、長い時間の中で培われた永続的な技術が知りたくなり、「江戸農書」をひもとくようになりました。そこに書かれていたのは、身近で簡単に手に入る資源を有効活用し、自然や環境の変化を最小限に抑え、持続可能な生産を目指す具体的な技術の数々でした。これらの技術は「環境保全型農業が叫ばれる今でこそ、再注目されるべき」と述べます。
セミナー開催を前に、高内実さんによる『現代農業』人気連載「今に活かせる、江戸農書の栽培技術」からピックアップしてご紹介します。

瀬戸内まいふぁーむ代表。1968年 奈良県生まれ。1996年、自然農法家・福岡正信氏の著書『わら一本の革命』に深く感銘を受け、直接翁を訪ね自然農法を学ぶ。翌年より、虫や草と争わない自然農法に取り組み、以来、稲作・畑作を継続して実践している。 あわせて、江戸時代260年にわたり培われた日本の古式農法や農書を研究。江戸時代に成し遂げられていた ”循環農法” を現代に広める活動を行っている。 現在は、実践と学びを体系化した「帰農学校」および「江戸農書を読む会」を主宰。YouTubeチャンネルの登録者数は10万人を超え、自然農法・循環型農業の魅力と実践知を広く発信している。 『月刊 現代農業』に「今に活かせる、江戸農書の栽培技術」を好評連載中。

高内 実さん

瀬戸内まいふぁーむ代表。1968年 奈良県生まれ。1996年、自然農法家・福岡正信氏の著書『わら一本の革命』に深く感銘を受け、直接翁を訪ね自然農法を学ぶ。翌年より、虫や草と争わない自然農法に取り組み、以来、稲作・畑作を継続して実践している。あわせて、江戸時代260年にわたり培われた日本の古式農法や農書を研究。江戸時代に成し遂げられていた ”循環農法” を現代に広める活動を行っている。『月刊 現代農業』に「今に活かせる、江戸農書の栽培技術」を好評連載中。

【江戸農書の防除のワザ】カブをおとりにダイコンを守る!? 『軽邑耕作鈔』より

江戸時代の農業技術書『軽邑耕作鈔』(けいゆうこうさくしょう)に記された、「カブを植えてダイコンを守る」というユニークな栽培方法です。自然農法を実践する著者が、先人の知恵を活かした害虫対策を紹介します。

ダイコンと同じウネの端にコカブなどを播く。こちらのほうが葉がやわらかくおいしいので、カブラハバチの幼虫が集中する
ダイコンと同じウネの端にコカブなどを播く。こちらのほうが葉がやわらかくおいしいので、カブラハバチの幼虫が集中する

【江戸農書の貯蔵・保存のワザ】ダイコンはヘナヘナになるまで叩いてから保管『農業全書』より

江戸時代は作物を栽培するのと同時に、食料の保存法にも多くの研鑽と検証が重ねられました。冷蔵庫がなかった時代だからこそ生まれた工夫の数々。その中から高内さんが実際に実践しているおすすめの保存術をご紹介いただきました。

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【江戸農書のタネ採りのワザ】タネは「雌」から採るべし

高内さんが座右の書とする江戸農書の一つ『草木撰種録』では、家庭菜園で実践できる収量アップのタネ採り法が紹介されています。なかでも注目は、あらゆる作物に雌雄の区別があるとする「雌雄論」です。この説に基づき、一定の基準で「雌種」を選んで栽培・自家採種を行うことで、農作物の品質向上や大幅な収量増が期待できます。

『草木撰種録』(1828年、宮負定雄著) 男女之圖
『草木撰種録』(1828年、宮負定雄著) 男女之圖

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高内実さんが講師として登壇する江戸農書セミナーのご案内↓

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