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〈青森から〉ダイズシストセンチュウにはクリムソンクローバ

農文協の職員が、全国の農家・農村を訪ね歩く中で集めたホットな話題をご紹介します!

ダイズ クローバー

 田子町で、減農薬でエダマメを栽培する西村孝二さんは、連作するとどうしてもダイズシストセンチュウが広がり、困っていました。何とかしたいと思い、センチュウに効くと聞いた牛糞やクロタラリアも試しましたが、その中で一番効果があったのはクリムソンクローバでした。

 西村さんが使用している「くれない」は、普通は春にタネ播きします。しかしそれだと雑草に負けてしまい、なかなかうまく育ちません。試しに秋(9月下旬)に播いてみたところ、翌年の春にはきれいな花が咲いて、丈も70~80cmまで伸びました。開花後に刈ってすき込んで、だいたい1カ月半でエダマメの植え付けができます。

 もう15年ほどクリムソンクローバを使っていますが、センチュウ害はほぼありません。さらに、「地力が上がって、生育がよくなって、収量も上がったよ」と西村さん。地域や作目に合う緑肥や播種時期を見つける努力に感動、緑肥の可能性にワクワクしました。

*月刊『現代農業』2022年10月号(原題:ダイズシストセンチュウにはクリムソンクローバ)より。情報は掲載時のものです。