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長野で流行中 手持ち式エンジンオーガで縦穴掘り

長野市・相沢耕市さん

今、長野県では縦穴が熱い! JA全農長野がアスパラ圃場で縦穴排水の効果を実証。花卉圃場でも有効だとして、各地で講習会を実施しているのだ。いったい、どういう作業なのだろう。・・・

JAグリーン長野の花卉部会で購入したエンジンオーガ「AG400」(カーツ)。ドリル径20~150mmに対応。部会員は1週間1000円でレンタルできる
相沢さんの畑。昨年9月に小ギクを定植。ウネを立てない生産者がほとんどだが、相沢さんは排水のために面倒でも立てている。収穫台車が通れるよう、ウネ間はかなり広め (写真はすべて依田賢吾撮影)
河川敷の砂が強い土。一見排水性はよさそうだが、雨の後はなかなか水が抜けない

ウネ両脇に穴を掘る

穴掘り開始。垂直を保ちつつ、体重と力をかける。穴を開けるのはウネの両脇部分。本来は5月の追肥時にこの部分の土を株寄せし、低くなったところに穴を掘る
砂質ということもあり、ドリルはスルスル入っていく。それにつれ、ドリルの周囲には掘り出された土が盛り上がり、まるで噴火口のよう
ズボッと抜く。10kgくらいの重さがあるので、慣れるまでは少し大変。オーガを少し回しながら引き上げるのがコツ。ものの10秒で深さ60cmの穴が掘れた
穴にはモミガラを詰める。手箕から流し込み、支柱で中までみっちりと押し込んで完成。上に土は載せない

この続きは2021年3月号または「ルーラル電子図書館」でご覧ください

*月刊『現代農業』2021年1月号(原題:長野で流行中 手持ち式エンジンオーガで縦穴掘り)より。情報は掲載時のものです。

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