2021年 11月号 2021年11月号の読みどころ 2021-10-05 近年は台風や大雪が相次ぎ、ハウスが倒壊することも多い。 建て直そうにも、材料費も労賃も上がるいっぽう。 知恵を絞って、手を動かして、丈夫な「マイハウス」を作れば、安上がりで、自然災害にも強くなる! 巻頭特集 頑丈で安い 足場パイプハウス 自分で建てたハウスが強烈台風にビクともしなかった 東京・緒環おだまき暁二ぎょうじ 自分で建てた足場パイプハウス。最大瞬間風速50m超えの台風も耐えた はじめまして。私は東京の南へ1000km、小笠原村の父島に住んでいます。家族やボランティアさんと、島内向けにミニトマトやキュウリ、軟弱野菜をメインに栽培しています。野菜を栽培するハウスは自分で、足場(単管)パイプで建てました。そこにたどりつくまでを説明したいと思います。 試し読みはこちら 年をとっても作業快適 スモモ自然形Y字仕立て 山梨県南アルプス市・深澤 渉さん 深澤さんのスモモ樹。自身が作出した品種「ふかさわ」を高接ぎして8年の樹 (写真は断りのない限り、すべて赤松富仁撮影) ラクしていいものをとる 左右2本の主枝がYの字に伸びて、亜主枝が真横に何本も伸びる。魚の骨のようにシンプルな形で、素人目にも作業性のよさが想像できる。 「管理作業は高所作業車を使ってます。受粉、摘果、摘心、収穫と、亜主枝に沿って真横にずらしながら作業していくだけ。うんとラクですよ」 試し読みはこちら 誰でもできる 鉢植えアボカド 誘引――枝を45度にして生長をコントロール 静岡・谷口恵世 鉢植えにして3カ月ほどの株(品種はサンミゲル)。開張性のため、主枝と側枝の角度が開きすぎ。このくらいの大きさに育ったタイミングで誘引を行なう。誘引後の姿は本誌262ページ 直立性と開張性の二つのタイプ 今回は、アボカドの枝をヒモで引っ張る誘引という作業を説明します。 アボカドの樹には、枝の伸び方の違いで直立性と開張性の二つのタイプがあります。どちらのタイプかは品種で決まります。それぞれの特徴を理解し、誘引で樹の形を整えてやると、枝を伸ばそうとする栄養生長と花をつけようとする生殖生長のバランスをコントロールできます。たくさんの花や実がより早くついて、収穫への近道となる大事な管理作業です。 試し読みはこちら ◆その他のコーナーも見どころ満載です。タイトルの一部をご案内します。 ・ハウス作りを支える「基礎」のキソ知識 ・斜めのつっぱり棒で風速25m以上でもへっちゃら ・ヘリ追肥+額縁追肥 ちょいまき追肥で13俵 ・2花蕾どりブロッコリーのL&V字仕立て ・【ブドウ新短梢栽培3】摘心のタイミングはいつ? ・ミツバチヘギイタダニ対策温熱療法Q&A ・分娩介助、手を出すタイミング ・育苗器&除湿機で作る干し柿乾燥機 ・【農家の法律相談】税金の使い道を取り締まる法律はないの? 11月号の目次をみる 11月号を注文する 最新号から定期購読する 今月号のイチオシ記事 2021年11月号の試し読み 自分で建てたハウスが強烈台風にビクともしなかった スモモ自然形Y字仕立て 【庭先アボカド5】誘引 今月号のオススメ動画 11月号の目次をみる 今号のオススメ動画は画像をクリックするとルーラル電子図書館へ移動します。動画は公開より3ヶ月間無料でご覧いただけます。