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2024年2月号(特集 : 激夏に見えた品種の底力)の読みどころ案内

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激夏に見えた品種の底力

タフな品種をさがせ

2023年の夏はとてつもなく暑く、野菜も果樹もイネも日本中で高温障害が続出。しかし、そんな厳しい環境だからこそ、力を発揮した「タフな品種」もありました。

たとえば、カボチャは果実の「日焼け」が問題。新潟県の農家が、西洋カボチャはほとんど廃棄、対してヒョウタン形の日本カボチャ「バターナッツ」はほぼ無傷と報告してくれました。どうやら、果皮が頑丈で、色がベージュなのが、幸いしたようです。また、普通のカボチャでも、うどんこ病に強い品種は、最後まで葉っぱが残り日差しを遮ってくれるので、日焼けしにくい、という意見もあります。

枝成り品種は高温でもよく育つ!?

 キュウリは「樹がバテる」のが悩みですが、枝成り品種の「バテシラズ3号」は、その名の通り、ずっとピンピンしていたと有機農家が実感しています。関連して、キュウリの生理生態に詳しい、元埼玉県園芸試験場の稲山光男先生が、枝成り品種と節成り品種の違い、枝成り品種が高温でもよく育つ理由を解説。このように、「なぜ暑さに強い?」の答えがわかる、研究者や専門家による「深掘り記事」も今回の特集の売りです。

高温障害につよかった品種

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巻頭特集では、作目ごとに暑さに強かった品種を紹介

他にもピーマンの受粉不良、トマトの着果不良、トウガラシの草勢低下、キクの開花遅れなど、全国で問題になっている高温障害を取り上げました。

リンゴの記事では、『現代農業』で「リンゴの気持ち、樹の生理」を連載していた茨城県の農家、黒田恭正さんが、猛暑・干ばつで発生する果実の軟化や着色不良について、研究者顔負けの徹底解説。どうして、果実が硬めで小ぶりな品種は被害を受けにくいのか……なるほど!と思える内容です。

イネは暑さで等級落ちが深刻ですが、全量1等米だった「ぴかまる」、玄米がピカピカだった「てんたかく」、需要と収量と品質の三拍子揃った「にじのきらめき」など、絶好調だった各地の品種を紹介。

猛暑に強い品種をつくる

「自家採種した野菜は猛暑もへっちゃら」というコーナーもあります。自分でタネ採りを繰り返している「在来青ナス」と、『現代農業』のタネ交換会でもらった阿蘇ササゲは元気満々だったと農家から驚きの声が寄せられました。

自然農法センターで育種の仕事をしていた中川原敏雄さんの記事は、野良生え野菜からスタミナが落ちないものを選抜していく方法、相反する特徴を持つ固定種同士を掛け合わせて「雑種強勢」を引き出す方法など、奥深い世界が広がっていて、読みごたえがあります。

その他のコーナーも見どころ満載です。

  • 物流24年問題で注目される品種
輸送品種トビラ2402
「物流2024 年問題」は農業界でも影響が出そうだ。「日持ちする品種」と「日持ちしないけど、直売などで大人気の品種」をそれぞれ紹介。
  • BBQにピッタリ品種
  • 耕さない農業に向く品種
  • ヘタなし出荷しやすいミニトマト
  • 病気&生理障害に強い新品種
  • あこがれのレモン品種
  • 経営を助ける後継牛をつくる2024
  • タネ交換会開催します!

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