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(愛媛から)海水散布で暑くてもシャッキリのキュウリ

 西条市の夏秋キュウリ部会で最後までとり続けると評判の青野一さんは『現代農業』を参考に、海水散布をしています。

 海水は、近くの海から汲んできてタンクに常備しています。月に1回、500倍にして消毒に混ぜ、反当たり250l散布。最近は温暖化の影響で、真夏は35℃近くまで気温が上がります。キュウリの葉が暑さにやられて元気なく垂れてしまうことが増えましたが、海水を散布すると、次の日には葉がピンと上がってきます。海水に含まれる多種多様なミネラルが効いて樹が元気になるそうです。

 とれたキュウリは15日間冷蔵庫に入れっぱなしでもしなびず、抜群の日持ち。キュウリを分けてあげた近所の人から「あんたのとこのキュウリどうしたん?」と言われるほどです。


*月刊『現代農業』2021年7月号(原題:海水散布で暑くてもシャッキリのキュウリ)より。情報は掲載時のものです。