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ひっぱりくんを牽引 半自動乗用ネギ定植機で植え付けスピード3倍

山形・佐久間修一

半自動乗用ネギ定植機。トラクタで「ひっぱりくん」2台を牽引し、ウネ立てと施肥(粒肥+液肥)も同時にこなす。苗箱が計28枚載る

 庄内平野のほぼ中央、山形県三川町は赤川を水源とした水田地帯です。私たちはここで水稲とダイズの他に、99年からネギの栽培を始めました。未経験ながら背水の陣で臨み、周囲の協力もあってなんとか続けてきました。

「アットファーム株式会社」として07年に法人化し、今は私と妻と息子、社員2人とパート6人で経営しています。

 40aで始めたネギは、現在5haまで拡大しました。およそ10年前。定植に「ひっぱりくん」(日本甜菜製糖)を使い始めて3年ほどたった時に、トラクタのウネ立て機に付けて牽引する方法を思いつきました。ウネを立てながら、同時に定植するわけです。

 その後改良を重ねたのがこの定植機です。側条施肥機と液肥タンクを搭載し、ウネ立て・定植・施肥までを1日40aこなせます(3人1組で7時間)。以前の3倍やれるようになりました。

(山形県三川町・アットファーム)

旋回時はワイヤーでひっぱりくんを吊り上げる。枕地は2.5m(作業機全体の長さ分)確保する

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