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〈宮城から〉キュウリの支柱でミニカボチャの空中栽培

 登米市東和町の石坂信義さんは、13町の米に3反のキク、直売用の野菜十数種類の栽培に励む農家です。そんな石坂さんに手のかからないミニカボチャのつくり方を教えてもらいました。

 カボチャは普通、露地で地面に這わせて栽培しますが、石坂さんはハウスでつくります。キュウリの露地栽培に使うアーチパイプとネットを使い、空中に実らせるのです。ウネは2列立てますが、片側の1列だけに4月に定植。つるが60cmほどに伸びた頃に、ウネ2列をまたぐように高さ1・8mのアーチパイプを立て、ネットを張ります。つるを紙テープで上に誘引してやると、アーチに沿ってやがて通路を覆うように伸びていくのです。早いもので5月の末に収穫。支柱はそのまま片づけません。次は7月にもう片方のウネに定植し、9~10月末に収穫しています。

 空中栽培なら、受粉や葉の裏側の消毒、葉かきがしやすくなります。作業がラクなので、ほかの作物をつくる合間にできます。直売所で人が出さない時期を狙って育てることができるそうです。


*月刊『現代農業』2019年3月号(原題:キュウリの支柱でミニカボチャの空中栽培)より。情報は掲載時のものです。