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〈北海道から〉田植え前の塩散布で、食味も収量もアップ

 海のミネラルが注目されるようになって久しいですが、塩にはいろいろな使われ方があります。日本海に沈む夕日が美しい乙部〈おとべ〉町の米坂釣男〈よねさかつりお〉さんに、お米を美味しくする効果抜群の話を聞きました。

 五月上旬頃、元肥をふったあとに塩をまいて、いっしょに耕耘するのです。量は反当たり一〇kgほど。

 すると、その田で育ったイネは茎が太くなって倒伏防止にもなりますし、味にも甘みがでるのです。しかも、米坂さんのところでは八俵から九俵半に増収したとか。これには普及所の方もびっくり。

 効果はもち米にも出ています。塩をまくようになってからというもの、十二月三十日についたもちが、翌日の大みそかに神棚に供えるときまでずっとやわいそうなのです。

 みなさん、田植え前に塩まき!です。


*月刊『現代農業』2007年5月号(原題:田植え前の塩散布で、食味も収量もアップ)より。情報は掲載時のものです。