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お好みの具材をのせてビビンバ風!レタスたっぷり岩井レタス丼

茨城県岩井市農村生活研究会・富山惠子
岩井地域農業改良普及センター・鈴木眞美子

 岩井はネギに次いでレタスの大産地。レタス農家の簡単料理を紹介します。

 レタスはビタミンAの吸収を助けるビタミンEやカロチンが豊富。とくにビタミンEは熱にも強いので、さっとゆがいてもOK。ゆがくことでカサが減り、たくさん食べられますし、定番のサラダ以外にも料理法が広がります。

 レタス丼は、韓国料理のビビンバのようにいろいろ入れて混ぜ合わせて食べる若者風どんぶり。上にのせる具は作りおきもできるので、忙しいときの夕食や、遅く帰ったご主人向けのメニューにも。

 レタスは色の濃い外葉も無駄にしないでゆがいて使ったほうが色よく、栄養たっぷりの部分が食べられます。

 いずれもレタスがたくさんとれる産地ならではのメニューです。


たっぷり岩井レタス丼(1人分)

【材料】

・ご飯 1人ぶん
・レタス 2分の1個(ゆがいて冷水にとり、千切りにして水気を切る)
・カニ棒 4本(ほぐしておく)
・揚げ卵 1個(小さな器に生卵を割り、揚げ油にそっと入れる)
・牛肉の千切り 適量(醤油と砂糖で味つけ調理しておく)
・カイワレダイコン 飾り付け用
A(ハクサイキムチ、マヨネーズ、キムチの素) それぞれ好みの量を

【作り方】

1.どんぶりにご飯を入れる

2.ご飯の上にレタス、カニ棒、揚げ卵、牛肉の千切りを色よくのせる

3.2の上に材料Aをのせ、カイワレダイコンを添える。混ぜ合わせていただく


レタス丸ごとあんかけ(4人分)

【材料】

・レタス 1個
・カニあんかけ 下記の分量で作り、冷やしておく
・ショウガ汁 適量

※カニあんかけの分量:水2カップ、醤油大さじ1と2分の1、塩小さじ1、みりん大さじ3、砂糖大さじ1、だし汁少々、カニ缶1個、片栗粉大さじ2

【作り方】

1.レタスは半分に切り、そのままさっと熱湯に通し、冷水にとって冷やす。水を切ったら深めの入れ物にこんもりと盛る

2.1の上からカニあんかけをたっぷりとかけ、ショウガ汁を添えていただく

 レタスはあっという間に火が通る。牛肉と卵の調理に少々の手間がいるが、残りの材料はのせるだけなので簡単。牛肉もしぐれ煮のように作りおきを使ってもいいかも。卵は「目玉焼きやゆで卵ではダメかしら」と思ったが、揚げ卵はふわふわとして、キムチやタレ、レタスとよく混ざり、いい具合。
 キムチ好きの人はキムチやキムチの素を多めにのせ、苦手な人は牛肉とレタスだけでもおいしい。大皿にのせる具を用意し、銘々が好きなだけのせてどんぶりにするのも楽しい。


*月刊『現代農業』2005年4月号(原題:産地農家の食卓レシピ(4)レタス たっぷり岩井レタス丼)より。情報は 掲載時のものです。