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〈宮崎から〉やかんで石焼きイモ

 串間市の大束《おおつか》では、おいしいサツマイモ「宮崎紅」を一年中出荷しています。冬でも朝からイモ洗いで忙しいのですが、江藤朝子さんの家では十時になると必ず石焼きイモを作ります。誰でもどこでも真似できる、簡単な石焼きイモの作り方を教えてもらいました。

 使い古しのアルミ製のやかんの底に直径五cmほどの石を敷き詰め、その上に洗ったサツマイモを入れてふたをします。ふたさえできれば何本でも一度に焼けます。これをストーブに載せれば、一五~二〇分できれいに焼き上がります。

 しかもやかんはどんなに古くても大丈夫で、穴があいてお湯を入れられなくなったものでも使えます。ほくほくの石焼きイモは、寒い日の小昼にぴったりです。


*月刊『現代農業』2009年3月号(原題:やかんで石焼きイモ)より。情報は掲載時のものです。