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一人で何本もペロリ! 体温まるネギグラタン

宮城県仙台市・木須寿子

真っ白なネギにこんがり焼き目が美しいネギグラタン(撮影・調理 小倉かよ)

 仙台曲がりネギの産地が近くなので、泥つきのものをいただいては、庭先にうめておきます。

 ネギの青い部分は味噌あえにしますが、白い部分はこのグラタンがおすすめです。グラタンといってもホワイトソースをつくる必要がないので簡単です。生クリームがコクを出し、粉チーズがパン粉の代わりになって、おいしいです。温かくなるし、冬、ネギのおいしくなる時期にピッタリです。

 ネギを嫌う若い人も多いのですが、これは五歳の孫も大好きです。

仙台曲がりネギ:下水位が高く、ふつうの立ちネギ栽培が不向きな土地のため、途中で苗を抜き、約30度寝かせて植え、土をかける。軟白部の甘味とやわらかさが特徴

曲がりネギのグラタンの作り方(4人分)

ドドーンとこれだけのネギも、クリームに包まれると、ペロリ

【材料】

・ネギ 10本(白い部分)
・バター 大さじ2杯
・塩 小さじ1/2杯
・生クリーム 適量
・粉チーズ 適量
・コショウ 適量(大人だけ)

【作り方】

1.ネギを7cmぐらいの長さに切り、味がしみやすいように、竹串を3カ所ぐらいに刺しておく

2.鍋にネギを並べ、少量の水を(軽くひたるぐらいに)入れる。バターと塩も入れて、やわらかくなるまで約5分煮る

3.グラタン皿にバターを塗り、煮たネギを並べる。上からコショウを振り、生クリームをかけ、粉チーズをかける

4.軽く焦げ目がつくまでオーブンで焼く

*月刊『現代農業』2006年1月号(原題「産地農家の食卓レシピ(13)ネギのグラタン)より。情報は掲載時のものです。

農家が教える 産地のイチおし旬レシピ

農文協 編

ソラマメのコロッケにトマトの天ぷら。オカマジュースってなんだろう!? 農家がつくる雑誌「現代農業」に寄せられた、全国の農家の自慢のレシピが大集合。農作業の合間にサッとつくれる簡単さで、地元で評判のおいしさ。カラダが喜ぶ健康料理や手づくり調味料から懐かしい郷土料理まで。