現代農業WEB

令和8(2026)年
1月21日 (水)
睦月
 友引 乙 未
旧12月3日

あああ

【サツマイモの保存】コンテナボックスとモミガラで春までバッチリ

サツマイモ

取材対象者:東山広幸さん(福島県いわき市)

『現代農業』2025年12月号 「コンテナボックスとモミガラで春までバッチリ」より

 有機農家の東山広幸さんがサツマイモの貯蔵で愛用しているのは、コンテナボックス(アイリスオーヤマのRVボックス)だ。丈夫で、直射日光にさらしても劣化せず、密閉もできる。これとモミガラを組み合わせれば、手間もコストもかけずに、5月頃まで保存できるという。

米ヌカで栽培した タマネギは、切っても涙 が出ない
東山広幸さん。有機農家として約40年前に新規就農。田んぼ約40a、畑約80aでとれた農産物を市内のお客さんに配達する。

サツマイモ貯蔵の手順

①中に水が入っても抜けるように、コンテナボックス(以下、ボックス)の底の四隅にハンダゴテで小さな穴をあける

②ボックスの中に薄くモミガラを敷き、なるべく間をあけずにイモを並べる

③イモを半分ぐらい詰めたら、隙間を埋めるようにモミガラを入れ、さらに入るだけイモを詰める

④最後にモミガラを山盛りにして、フタをのせて揺らしながら閉じる(こうすればイモの隙間にモミガラがいきわたる)

⑤南向きの切り立った土手の下など、暖かい場所にボックスを並べる(2段までなら重ねてもOK。あまり重ねると上段ほど高温になり、芽が出る)

⑥ボックスが完全に隠れるくらいモミガラを被せる(寒い地域ほどモミガラを厚くのせたほうがよい)。モミガラが風で飛ばないように、上から防風ネットをかける

*なるべく傷口をつくりたくないので、サツマイモを収穫するときは株元から切り離さず、そのまま貯蔵する

サツマイモ
ボックス内にサツマイモを並べ、隙間にモミガラを詰める。モミガラをイモの上までぎっちり詰めてからフタをする(写真提供:東山広幸、次も)
有機農家の東山広幸さんがサツマイモの貯蔵で愛用しているコンテナボックス
暖かい場所にボックスを並べたところ。このあと、モミガラを上まで被せる。モミガラの保温(断熱)効果だけでなく、モミガラの発酵熱も貯蔵に役立つ

『現代農業』2014年11月号「コンテナ大活躍」もオススメ!農家が使うコンテナの「上手な選び方」「あっと驚く使い道」などを紹介しています。「ルーラル電子図書館」から、ぜひご覧ください。

ルーラル電子図書館は、年額制の有料会員向けサービスです。

ルーラル電子図書館の会員になると…

現代農業 2025年12月号

特集:野菜と米の貯蔵・保存 とっておきのワザ

定価
1,100円 (税込)