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〈北海道から〉そば名人がつくる、大豆のほくほく天ぷら

農文協の職員が全国の農家・農村を営業活動で訪ね歩く中で集めたホットな話題をご紹介します!

そば名人がつくる、大豆のほくほく天ぷら

 北海道千歳《ちとせ》市のそば名人、岩本治子さんに大豆の天ぷらを教えてもらいました。

 大豆の吸水には炊飯器を使うといいそうです。洗った大豆500gに5合の水を入れて、保温機能をセットして一晩(12時間ほど)。これで大豆の水煮ができあがります。その後、大豆の水を切ったら、小麦粉を少々まぶす。この手間で大豆に残っている水分がとれ、衣がはがれにくくなるそうです。一口サイズにして水で溶いた小麦粉を絡め、揚げたら完成。ほくほく食感の大豆の天ぷらです。

 岩本さんのそば屋の天ぷらは、いつもその日に畑でとれた野菜が材料。青物が減ってきたころに、大豆の天ぷらを揚げるそうです。北海道でも珍しい大豆の天ぷらは、運よく食べることのできたお客さんに好評です。

*月刊『現代農業』2024年1月号(原題:そば名人がつくる、大豆のほくほく天ぷら)より。情報は掲載時のものです。