2024年12月号の巻頭特集は、「痛快! これぞ農家のスマート農業」。農家の自作や独自の工夫による「スマート化」をご紹介します。
新潟・山田重人さん

100円グッズの組み合わせ

さて、アシストスーツといえば、重い荷物を上げ下げするのを助けてくれるサポート器具。電動のものだと数十万円、動力のない簡易式でも数万円するイメージだ。本当にそんな格安道具で代用できるのか?
山田さんが材料として見せてくれたのは、ゴム製の姿勢サポーターなど、100円ショップのグッズ。これを簡単に組み合わせて装着すれば準備完了。これで、作業や物の上げ下げが格段にラクになる。
「体重50kgない私でも、30kgの米をラクラク持てる。似たドラえもんのひみつ道具にあやかって、『スーパー手袋』って呼んでます」
バンジージャンプの原理!?
この手袋、今年に入り「吊り下げ式」としてパワーアップ。


「ゴムの引っ張る力で、自然に身体を起こすことができます。バンジージャンプのような感じですね」
一定の位置での作業が得意だが……
この記事のつづきは『現代農業』2024年12月号をご覧ください
『現代農業』2024年12月号の巻頭特集「痛快! これぞ農家のスマート農業」のコーナータイトルは以下のとおりです。ぜひ本誌でご覧ください。
〈痛快! これぞ農家のスマート農業〉
今どき農機 後付け自動操舵を使いこなす
アイデア炸裂 ドローン活用
農家発! スマート自作道具
アイデアで作業をスマート化
私の目指すスマート農業像
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