2021年 3月号 栽培のコツ 野菜・草花 長野で流行中 手持ち式エンジンオーガで縦穴掘り 2021-02-05 長野市・相沢耕市さん 今、長野県では縦穴が熱い! JA全農長野がアスパラ圃場で縦穴排水の効果を実証。花卉圃場でも有効だとして、各地で講習会を実施しているのだ。いったい、どういう作業なのだろう。・・・ JAグリーン長野の花卉部会で購入したエンジンオーガ「AG400」(カーツ)。ドリル径20~150mmに対応。部会員は1週間1000円でレンタルできる 相沢さんの畑。昨年9月に小ギクを定植。ウネを立てない生産者がほとんどだが、相沢さんは排水のために面倒でも立てている。収穫台車が通れるよう、ウネ間はかなり広め (写真はすべて依田賢吾撮影) 河川敷の砂が強い土。一見排水性はよさそうだが、雨の後はなかなか水が抜けない ウネ両脇に穴を掘る 穴掘り開始。垂直を保ちつつ、体重と力をかける。穴を開けるのはウネの両脇部分。本来は5月の追肥時にこの部分の土を株寄せし、低くなったところに穴を掘る 砂質ということもあり、ドリルはスルスル入っていく。それにつれ、ドリルの周囲には掘り出された土が盛り上がり、まるで噴火口のよう ズボッと抜く。10kgくらいの重さがあるので、慣れるまでは少し大変。オーガを少し回しながら引き上げるのがコツ。ものの10秒で深さ60cmの穴が掘れた 穴にはモミガラを詰める。手箕から流し込み、支柱で中までみっちりと押し込んで完成。上に土は載せない この続きは2021年3月号または「ルーラル電子図書館」でご覧ください *月刊『現代農業』2021年1月号(原題:長野で流行中 手持ち式エンジンオーガで縦穴掘り)より。情報は掲載時のものです。 3月号の目次をみる 3月号を注文する 最新号から定期購読する 今月号のイチオシ記事 2021年3月号の試し読み 長野で流行中 手持ち式エンジンオーガで縦穴掘り 田んぼの枕地にも縦穴 トラクタ装着式のオーガでラクラク排水改善 新連載 サトちゃんのへの字稲作挑戦記 今月号のオススメ動画 3月号の読みどころに戻る 手持ち式エンジンオーガで縦穴掘り トラクタ装着式のオーガでラクラク排水改善 新連載 サトちゃんのへの字稲作挑戦記 今号のオススメ動画は画像をクリックするとルーラル電子図書館へ移動します。動画は公開より3ヶ月間無料でご覧いただけます。 農家が教える 農家の土木 農文協 編 道路、水路のちょっとした補修は自分でやった方が安い、早い、勝手がいい。農家の小さな土木工事基礎講座。コンクリートやバックホーの使い方から、コンクリ舗装や水路の水漏れ修理のやり方、田んぼの合筆まで収録。 農家が教える 軽トラ&バックホー 農文協 編 軽トラとバックホーの基本から選び方、作業がラクになる裏技、アイデア器具までを紹介。軽トラは積み下ろしをラクにする器具やぬかるみ脱出術、ロープワークなど。バックホーは操作方法や各種アタッチメントなど。 Tags: オーガ