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(岐阜から)ネズミ退治は夕方の木酢液で

 高山市のキク農家・車戸良輔さんは、木酢液でネズミの被害を抑えています。

 直挿し発根のキクの挿し穂を食べに来るネズミに困っていた車戸さん、ネットや書籍を頼りに毒エサや粘着シート、超音波などあらゆるネズミ対策を実践しましたが、どれも効果は持続せず。そんなある時、「ネズミはにおいに敏感だから木酢液をまけば寄ってこない」と聞き、試しに使ってみると確かに効果がありました。でも、ただやみくもにまけばいいというわけではありません。

 車戸さんは50倍希釈の木酢液を1日1回、ハウスの内側の縁に沿ってまいています。ポイントは時間帯。ネズミの被害が心配で始終ハウスを見回っていた車戸さんの経験によると、ネズミがハウスに入ってキクを食べ始めるのは日が沈みかける夕方。そのタイミングを狙ってまくと、食害をぐっと抑えられるそうです。

 日が出ている午前中やお昼は木酢液をまいても蒸発して効果が薄れてしまいますが、夕方にまいてハウスを閉めて帰れば、朝方まで効果が持続します。おかげで夜中にハウスを見回ることもなくなりました。


*月刊『現代農業』2021年7月号(原題:ネズミ退治は夕方の木酢液で)より。情報は掲載時のものです。