〈徳島から〉トウ立ちしたサニーレタスで畑のアゼ除草
小松島市で1反弱の畑で年間を通じて15種類ほどの野菜をつくり、直売所へ出荷している堀田康二《ほりたやすじ》さん。5~6月のトウ立ちしたサニーレタスを、畑のアゼ除草に役立てています。
サニーレタスは冬から400本ほど栽培し、3月頃から収穫していますが、中には生育が悪いものもあります。片付けるのも面倒なのでそのまま放置。次の野菜を植えるためにウネを立て直す頃には葉が広がり、草丈が1mほどになっています。これを株ごと刈り取り、アゼに並べておくと、その場所は雑草がキレイに枯れるそうです。10本ほど置くだけでも、その部分の除草の手間が省けて助かります。
堀田さんははっきりとした仕組みはわからないといいますが、このやり方には日陰になる以上の除草効果があると考えていて、もう10年以上続けているそうです。
*月刊『現代農業』2019年6月号(原題:トウ立ちしたサニーレタスで畑のアゼ除草)より。情報は掲載時のものです。