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〈和歌山から〉冷めても固くならないサトイモ・サツマイモ入りもち

 小昼のお菓子はお母ちゃんたちの腕の見せどころですが、定番はやっぱりおもちでしょう。

 印南〈いなみ〉町の花谷英美さんのおもちはサトイモやサツマイモ入り。冷めても固くならないし、ついたもちを干してから、焼いたり揚げたりしておかきにしても、サクサクしてとってもおいしいそうです。

 サトイモは、モチ米を蒸すときにすりおろして混ぜてやります。分量は、モチ米二升に対して、サトイモ一個くらい。サツマイモはふかしておき、別にふかしたモチ米と合わせて一緒につきます。分量は、モチ米二升に対してサツマイモ一kgくらい。好みで砂糖を加えてもいいとか。ただし、イモを入れすぎると、もちが軟らかくなりすぎてドロッとしてしまいます。そのために機械が詰まってしまうこともあるので、機械でつくときは、とくに加減が難しいそうです。


*月刊『現代農業』2005年1月号(原題:冷めても固くならないサトイモ・サツマイモ入りもち)より。情報は掲載時のものです。