巻頭特集
2021年減農薬大特集 殺虫剤がわかる!
岐阜・岩井政義
農薬に対する知識不足
育てたものを一年を通じて食べられることを目指し、約5aの畑で野菜づくりをしています。
2009年に、約40年間のサラリーマンとの兼業生活を終え、専業農家に転身。母から畑を受け継ぎ、わずかながら直売所でも販売できるようになりました。ところが、初めてタマネギを出そうとした際、栽培履歴を提出したところ、「オルトラン粒剤
はタマネギに適用がない」と言われてしまいました。母が使っていた農薬は、オルトラン、スミチオン
、マラソン
程度でしたが、私が見よう見まねでやった結果が「出荷できず」だったのです。
茨城・細谷勇一
炭疽病もうどんこ病も極めて少ない
さて、昨年の話。
前年の失敗を教訓に、育苗初期から納豆液と農薬の散布を徹底しました。夏は同じように梅雨寒のあと猛暑となったので、苗の風通しをよくするために葉かきをし、3日おきを目安に納豆液と農薬を散布。炭疽病を抑えられました。定植後の植え替えもゼロではありませんが、今までになく極めて少なくてすみました。そして、苗不足になった仲間に、去年より多くの苗を譲ることができました。今年も梅雨寒のち猛暑だったら、同じ対応をしようと思います。
また、うどんこ病にも効果的で、4月中旬現在までに発病したイチゴは数粒程度です。
納豆液と農薬の混用は問題ありません。「もし納豆が効かなくてもアミノ酸を散布したと思えば」(伊藤健さん談)ということなので、農薬散布や葉面散布の際にはできるだけ混用するようにしています。しかも、1パック30円ほどですから。
長崎・立石靖司
群れが弱いと被害が出る
2006年に世界からミツバチが消えていると知って興味がわき、日本ミツバチの飼育を始めました。当初はネット情報を頼りに重箱式飼育(木箱を積み重ねた巣箱で、巣枠・巣板を使わない)をしましたが、3年間はまったくうまくできませんでした。
◆その他のコーナーも見どころ満載です。タイトルの一部をご案内します。
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・害虫の死に様で分類!? 殺虫剤の効き方 詳しい話
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