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【農文協の日常】メカブとろろをつくってみました

農文協の雑誌や書籍をつくっている編集部には、よく珍しいものが届きます。

この日は編集部のNさんが岩手県の大船渡市に取材に行き、季刊うかたまのご縁でいただいた大量のメカブをお土産に持ってきてくれました。

生のメカブにお目にかかれるのは3月下旬~4月上旬の期間限定だとか。

この不思議な形の物体(メカブ)に対峙すべく、調理にトライしました

いつも現代農業WEBをご覧いただき、ありがとうございます。

現代農業WEBチームのたじはるです。

今回は、「生のメカブを触りたい!食べたい!」と鼻息が荒くなっている海藻大好き女子よしむ~と、メカブを調理してみました。

参考にした本

今回は、『伝え継ぐ日本の家庭料理 そば・うどん・粉もの』に収録されている、「めかぶそば」を参考に、「めかぶとろろ」を作りました。

詳しくは、ルーラル電子図書館に収録されている伝え継ぐ日本の家庭料理をご覧ください。

そこで出てきた疑問。メカブとワカメの違いって?

答えは、部位です。

ワカメの根元の部分がメカブ、葉の部分がワカメ(メノハともいう)だそう。

必要なものを揃える

材料

  • メカブの塊 4個分
(調味料)
  • 醤油 お好みで

 

これだけです。レッツトライ!

メカブを洗う

まずメカブから大きなごみを除く程度に軽く洗います。すでにヌルヌルします…

メカブを切る

葉の根元の部分と茎を分けます。ヌルヌルで切りづらい!

葉の根本の部分を包丁で叩きます。食感を楽しみたい場合はざっくり粗みじんでOK。

茎はざっくり縦に切っておきます。固いので、細かく刻むのは茹でてから行います。

茹でる

まず茎から茹でます。

一瞬で茶色から緑に変わっていくのが面白い!1分半ほど茹でて全体に火を通します。

茹で上がったら水でさっと軽く洗います。

触れる温度になったら細かく刻みます。

葉の根元を茹でる

葉の根元は茎に比べて柔らかいので、茹で時間は15秒程度です。

茹でたら軽く洗い、刻んだ茎とあわせます。

できました◎

お好みで醤油をたらして、完成!

もともとうっすら塩味が効いているので、醤油はほんの少しで十分でした。

新鮮なメカブはシャキシャキで香りが良い!白いご飯が欲しくなりますね。

【おまけ】せっかくの機会なので、丸ごと食べてみました

メカブをイチから調理する機会なんて滅多にないので、丸ごと食べてみよう!ということで、切らずにそのまま茹でてみました。

実食。

・・・固い。

美味しく食べるなら、絶対刻んだほうがイイ!

というのが2人の総意です。

まとめ

いかがでしたか?

スーパーで見るあのメカブの状態になるまでは結構な工程があると知り、ますますメカブが好きになりました。

現代農業の兄弟誌、季刊うかたまにも毎号様々なレシピが掲載されているので要チェックです。

今回参考にした「伝え継ぐ日本の家庭料理」は、地域別や材料別、テーマごとに巻が分かれていたりと、お料理好きにはたまらない一冊です。

今回紹介した「伝え継ぐ日本の家庭料理」の詳しい内容は、ルーラル電子図書館をどうぞご覧ください。

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手打ちそばはハレの日のごちそう。自慢の味が各地にあります。小麦産地では手打ちうどんやすいとん、だんご汁はご飯の代わり。他にそうめんの意外な食べ方や雑穀といものだんご汁、お好み焼きにちゃんぽんまで82品。
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