福島県・清野壽一
『現代農業』2021年1月号に掲載された「農家の門松・正月飾り」コーナーの記事の中から、オイル缶やミルク缶を利用して手軽に作れる門松の作り方を紹介します。
プロの門松を研究
2012年に61歳で定年退職して、0.5haの田んぼで米づくりをスタートしました。年々面積が増え、今では8.5haを耕作しています。『現代農業』で「ヘの字稲作」に出会い、楽しい米づくりを実践しています。
門松作りは、数年前にふと思いつきで、自宅用に作り始めました。最初はプロの職人が作った門松をたくさん見て、どう作っているのか一生懸命調べました。門松にもいろいろな種類がありますが、おおよそ共通する作り方はわかったので、あとは試行錯誤しながら自分なりの方法で門松作りを楽しんでいます。
ウメは早めに切っておく
門松作りにはマツ、竹、ウメ、ワラなどの材料が必要ですが、農村なら身のまわりで手に入るものばかり。縄としめ飾りだけは市販のものを使いますが、ワラは田んぼから、竹とウメとナンテンは庭木から、マツは近所に生えている木から調達しています。
マツ、竹、ナンテンは作る時に切るのがよいですが、ウメだけは11月中旬に枝を切ります。水を張ったバケツに挿してハウスに入れておけば、ちょうど正月頃に2~3輪の花が咲くからです。
オイル缶を土台にする
門松の土台にはオイル缶を使っています。これなら一人でも形よく丈夫な門松を簡単に作れます。
以前は缶に巻くムシロを編んだこともありますが、編むのがとても大変でした。そこで缶にゴムバンドを縛り付け、そこにワラを挟み込んでいく方法を考え出しました。作るのがさらにラクになりました。
今では、自分の家だけでなく親戚や知り合いの家に一つずつ、直売所や農協支所に1対ずつ作ってあげています。
床の間に飾れるミニ門松
オイル缶の代わりに、粉ミルクの缶を使えばミニ門松が作れます。床の間など室内に飾るのにピッタリ。妻からも好評で、やはり知り合いの分を含めて毎年何個も作っています。
門松は毎年12月25日にクリスマス飾りと入れ替えで飾り、翌年の1月14日、小正月の前日に片付けます。毎年、飾られた門松を見て喜ぶ皆さんの顔が楽しみです。
私の門松作り
材料
作り方
*月刊『現代農業』2022年1月号(原題:迫力満点! オイル缶を使ったカンタン門松作り)より。情報は掲載時のものです。
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