みなさん、「バケツイネ選手権2023」の締め切り(2023年12月8日)が迫ってきていますよ!応募方法はこちらです。ぜひご応募ください。
現代農業WEBのくらいちです。
今年、現代農業WEBは「チームでじのら」としてバケツイネ選手権に初挑戦します!しかし、5月10日の田植え後から波乱続き……この夏(2023年)は超高温、さらにバケツイネ置き場の目の前にあっという間に家が建ってしまい日長がほぼ半分になるなど。それでも、なんとか収穫までたどり着きました。
前置きはこんなところで、さっそく応募の流れをレポートしていきたいと思います。
バケツイネ選手権には、「バケツ部門」(プロの部・一般の部)と「ペットボトル部門」2部門があります。
我々はバケツイネ部門「一般の部」で応募します!
【用意するもの】
- バケツイネ(複数種つくった場合は一番よくできたもの)
- カメラまたスマホ
- 脱穀するときに使う鉛筆またはペン 2本
- 500mlペットボトル 2本
- 透明なコップ
【あると便利なもの】
- 撮影用の暗幕(黒い布)・紙
- 乾燥や選別するとき用の新聞紙や封筒
- 撮影用のスケール(巻き尺や定規など)
収穫前の写真を撮る
それでは、応募に必要な写真を中心に紹介していきます。
今回は、早生品種の「農林1号」と晩生品種の「サリークイーン」(写真)をつくってみましたが、穂数は後者が勝りました。ちなみにサリークイーンとは、インド品種(インディカ米)の「バスマティ」と、日本品種(ジャポニカ米)「日本晴」の交配で生まれた長粒種で、スパイスカレーに最適なんだそうです。2023年2月号「2分半で調理できる香り米 なぜか人気急上昇のサリークイーン」にも掲載されています。
収穫前の姿を比べると、明らかにサリークイーンのほうがよさそう。日照が短く、かつ高温の環境下では、晩生品種のほうが有利なのかしら……それともインド品種の特性!?バケツイネ選手権はこの品種で勝負することに決めました。
穂を10本ずつ並べて撮る
穂の軸が黄色くなってきたものから順次収穫します。
大きい穂の写真を撮る
このときに1つの穂にモミが何粒あるか数えておきます。
穂の状態で2週間程度乾燥
モミを脱穀する
水に浮いたモミをとりのぞく
沈んだモミの数を数える
沈んだモミを乾燥させてからモミの数を数えます。
1,000粒でおよそ20~30gになるらしいのですが。
ん?1,000粒もあるかしら……
500mlペットボトルにそれぞれのモミを入れて撮る
バケツイネの参考書『バケツで実践 超豪快イネつくり』によると、1万粒で、500mlのペットボトルがいっぱいになるらしいです……。
バケツイネ選手権係あてに送るものは次の3点
- 記録用紙(イネの品種、土の種類などが書かれたもの)
- アンケート(工夫した点や困ったことなどを自由に記入する)
- 写真
準備ができたら、封筒にいれてポストに投函(または項目をメール)!
あて先は↓です。
- (郵送)〒335-0022 埼玉県戸田市上戸田2-2-2 一般社団法人 農山漁村文化協会 バケツイネ選手権係
- (メール) noranora@mail.ruralnet.or.jp
*応募〆切 2023年12月8日(金) 当日消印有効
\みなさんのご応募お待ちしてます!/
バケツイネ 公式テキストのご紹介
『バケツで実践 超豪快イネつくり』
薄井勝利 監修/農文協 編
バケツイネ、何からはじめればいいの? という方に——バケツイネ栽培の入門書。生育時期ごとの肥料のやり方、葉っぱの姿でメタボイネと健康イネの診断など、イナ作名人が、小学生にもわかるイネのとらえ方や施肥法を解説する。バケツイネ栽培の決定版。