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2021年6月号のイチオシ

広く普及しつつある「RACコード」。 もともとはローテーション防除のためのツールだが、 その意味をひもとけば、 農薬にグッと近づく道標ともなる--。

2021年減農薬大特集

殺虫剤が\見えた!/の体験

岐阜・岩井政義

筆者(72歳)

農薬に対する知識不足

 育てたものを一年を通じて食べられることを目指し、約5aの畑で野菜づくりをしています。

 2009年に、約40年間のサラリーマンとの兼業生活を終え、専業農家に転身。母から畑を受け継ぎ、わずかながら直売所でも販売できるようになりました。ところが、初めてタマネギを出そうとした際、栽培履歴を提出したところ、「オルトラン粒剤1Bはタマネギに適用がない」と言われてしまいました。母が使っていた農薬は、オルトラン、スミチオン1B、マラソン1B程度でしたが、私が見よう見まねでやった結果が「出荷できず」だったのです。


農家は菌と仲良しだ-防除編

イチゴの炭疽病を抑えた納豆液

茨城・細谷勇一

筆者(61歳)。イチゴを63a栽培

重大な危機を乗り切った

 納豆液のことは『現代農業』2011年6月号「納豆菌で減農薬」特集で知りました。また、先輩からも「納豆は効く」と教わりました。その先輩はトマト農家で、『現代農業』でもたびたび記事になっている茨城県鉾田市の伊藤健さんです。


日本ミツバチ えひめAIでスムシの幼齢虫を退治

長崎・立石靖司

えひめAI(写真は市販品)を巣板や巣箱全体にスプレーで吹きかける

群れが弱いと被害が出る

 2006年に世界からミツバチが消えていると知って興味がわき、日本ミツバチの飼育を始めました。当初はネット情報を頼りに重箱式飼育(木箱を積み重ねた巣箱で、巣枠・巣板を使わない)をしましたが、3年間はまったくうまくできませんでした。


読み方案内

7月号の主な記事(予告)6月5日発売、編集後記

2021年6月号の主張

日本のむらの「協同」を見つめた人類学者


今月の立ち読みPDF

あっちの話こっちの話

  • ソバ殻で根こぶ病とサヨナラできた――栃木から
  • 消石灰でネギの軟腐病が抑えられた――岡山から
  • アズキノメイガに木酢液が効果アリ――秋田から
  • 胃腸の調子を整えるハブソウ茶――岡山から
  • 食べにくい野菜が人気商品に! パセリのふりかけ――愛知から

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