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【サツマイモの増収術】遅霜を避けられる早植えのワザ 穴底に苗を挿す「モグラ植え」

サツマイモ

取材対象者:小沼藤雄さん(茨城県鉾田市)

『現代農業』2026年3月号「穴底に苗を挿すモグラ植え」より

 茨城県鉾田市でサツマイモをつくる小沼藤雄さんは、高単価な早掘りサツマイモをつくるために4月上旬から植え付けている(2020年4月号「モグラ植えで、儲かる早掘りサツマイモ」も参照)。藤田さんの地域では、5月の節句ごろに遅霜が降りる年もあり、霜に当たるとサツマイモが枯れてしまう。

 そこで考案されたのが「モグラ植え」。専用の穴あけ器でウネに18×8cmの穴をあけ、穴の側面に苗を挿す。上の写真のように苗がマルチの下に隠れるので霜や寒さに遭いにくくなるそうだ。サツマイモ版の「穴底植え」といえそうだ。

 小沼さんは普通作は斜め植えで3~4節埋めているが、早掘りの作型ではモグラ植えで2節分だけ土に挿している。

早掘りする作型はモグラ植えして2節だけ埋める。イモ数が制限されて肥大がよくなる。5月中旬以降植え付けの普通作は斜め植え。3~4節埋めて多収を狙う
早掘りする作型はモグラ植えして2節だけ埋める。イモ数が制限されて肥大がよくなる。5月中旬以降植え付けの普通作は斜め植え。3~4節埋めて多収を狙う

早掘りは気温が低い期間に生育するので、埋める節数を減らしてイモの数を減らしたほうがイモ1本当たりの肥大がよくなる。

2026年3月号の「サツマイモ 若い節か、老いた節か?」コーナーには、以下の記事も掲載されています。本誌または「ルーラル電子図書館」でぜひご覧ください。

  • 採苗期間が短縮 捨てていた途中苗が使える! 廣岡希龍
  • 20cmの小苗もいける 大きめのイモを揃いよく 橋本亜友樹
  • あなたは何節で苗とりしている?

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現代農業 2026年3月号

特集:植え方無限大 イモとショウガの増収術

定価
1,100円 (税込)