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〈宮城県から〉足場パイプとハンマーで、ラクラク杭打ち器

 定年退職し、キクの電照栽培に取り組み始めて2年目になる丸森町の舩山太さん。今年は栽培面積を2反増やして6反で取り組む予定です。面積を広げるとなると、キクを支えるフラワーネットを固定する支柱を新たに打ち込まなければなりません。去年は左手で支柱を支え、右手に持ったハンマーで打ち込んだそうですが、これが腕に負担でたまりませんでした。

 しかし今年は、先輩農家から教えてもらった足場パイプハンマーがあります。長さ60cm、直径48・6mmの足場パイプの中に、柄を外したハンマーをはめ込んで溶接したものです。

 これを支柱に被せて何度か落とすだけで、支柱がラクに打ち込めます。同じようなものは市販品でもあるそうですが、それよりもはるかに安くすみました。

*月刊『現代農業』2019年6月号(原題:足場パイプとハンマーで、ラクラク杭打ち器)より。情報は掲載時のものです。