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【潜入レポ】タネ交換会の裏側をちょこっとお見せします

毎年『現代農業』主催で行なわれている「誌上タネ交換会」。先日、全国から集まったタネを参加者の皆さまにお届けするための振り分け作業、名付けて「NBK(農文協)シードマッチング」が行なわれました。

今回は、そのマッチング作業の裏側と、中の人へのインタビューをお届けします。

おさらい

「誌上タネ交換会」は、現代農業が主催するイベントの一つです。参加方法や詳細は「タネ交換会の部屋」をご覧ください。*応募券は、現代農業2024年2月号に添付されています

会場のようす

さっそく、会場に行ってみましょう。

ななっ!壮観…!

扉を開けた瞬間、大量に並べられたタネ・タネ・タネ・・・・

ポピュラーなものから超マニアックなタネまで、200種類以上!

自家採種の輪が広がっているんだなあ…と改めて感じました。

そういえば、映画「百姓の百の声」でも、タネ交換会のシーンがありましたね。

映画「百姓の百の声」とは・・・?

映画「百姓の百の声」

監督:柴田昌平

和食を撮って世界を魅了した『千年の一滴 だし しょうゆ』の柴田昌平監督が、「食」の原点である「農」と向き合った。
全国の百姓たちの知恵・工夫・人生を、美しい映像と丁寧なインタビューで紡ぎ出す。田んぼで農家の人たちが何と格闘しているのか、ビニールハウスの中で何を考えているのか。多くの人が漠然と「風景」としか見ていない営みの、そのコアな姿が、鮮やかに浮かび上がる。

北は北海道、南は沖縄まで

今年は北は北海道から、南は沖縄まで全国各地から自慢のタネが集まりました。ちなみに去年の南限は鹿児島県でした。

また、参加最年少は15歳だとか!

タネ袋には一つ一つにメッセージが添えられていて、それぞれに熱い思いやエピソードがありました。メッセージを読んでいるだけで一日が終わってしまいそう!

【インタビュー!】シードマッチングの中の人に聞いてみた

タネ交換会を支える農文協の職員3名に聞いてみました。

Q. 過去のタネ交換会の思い出や心掛けていることを教えてください!

Hさん 「 在来のマメ類や穀類など、品種の豊かさに毎年感動しています。運営では、楽しみに待ってくれている参加者のために、少しでも多くタネを入れられるように工夫しています。封筒の厚みには制限があるので、試行錯誤をして調整をしているんですよ~

Nさん 「「タネ返し」や「お礼ダネ」って知っていますか?前年にタネ交換会で入手したタネを育て、収穫したタネを出品することです。交換したタネを育てるのと、そのタネをまた次に伝えるのは、違った喜びがありますよね。このタネ交換会を通じて、繰り返しタネが繋がっているんだなと実感します。」

Tさん 「さまざまな種類のタネが届くのを見ているのも面白いですが、同封されているメッセージも印象的です。料理のレシピや育て方のコツ、豆知識などが書いてあり、私たちも学べるのが楽しいです。」

【おまけ】実はわたしも出品しました

どうしても欲しいタネがあったので、私も自慢のタネを引っ下げてエントリーをしてました。自分宛の封筒を探すこと15分・・・みつけました!

みなさん太っ腹!こんなにたくさんタネ!皆さんの思いの詰まったタネ、大切にお預かりします。

来年はわたしも「タネ返し」するぞ~~~!

まとめ

全国から届いたたくさんのタネ

いかがでしたか?

「誌上タネ交換会」は、年に一度の大イベントです。

今回集まったタネの一覧は、現代農業2023年5月号に掲載されていますので、あわせてチェックしてみてください!

 

「誌上タネ交換会」は、毎年現代農業2月号で募集を受け付けています。

たくさんのご応募をお待ちしています!

詳しくは現代農業WEB特設コーナー「タネ交換会の部屋」をご覧ください。

農家が教える タネ採り・タネ交換

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「どんな野菜でも採れるの?」「タネはいつ採ってもいいの?」「交雑してヘンな品種ができてしまうのでは?」などといったタネ採り初心者の疑問や不安にやさしく答える。強いタネが採れて、タネ交換もできる。

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