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ホーム » 連載記事一覧 » あっちの話こっちの話 » 〈秋田から〉水路桝のパイプ周りの補修は発泡剤で

農文協の職員が全国の農家・農村を営業活動で訪ね歩く中で集めたホットな話題をご紹介します!

水路桝のパイプ周りの補修は発泡剤で

 長年使っているコンクリートの排水桝は経年劣化し、パイプ周りに隙間ができてきたりします。そんなときの補修には、ウレタンの発泡充填《じゅうてん》剤が便利だと、秋田市の兼業農家・山内久幸さんはいいます。

 隙間になってしまったところに発泡充填剤を吹き込むと、ブクブク泡状に奥まで広がり、手軽に穴をふさぐことができるそうです。シリコンだと隙間の奥まで薬剤が入らず悔しい思いをすることもありますが、発泡剤ならそれもありません。

 また、シリコン材の場合は、接着しやすいように塗布する箇所を洗浄し、乾かしておく必要がありますが、発泡剤はぬれていても大丈夫。ホームセンターで1缶1000円前後。1回で使い切らないといけませんが、使い始めて3年。補修箇所には目立った破損もなく、耐久性や密着性も高そうです。

*月刊『現代農業』2024年2月号(原題:水路桝のパイプ周りの補修は発泡剤で)より。情報は掲載時のものです。

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