つくってみよう! アボカド、バナナ、国産ナッツ
アボカド、バナナ、アーモンド、ピーカンナッツ、ヘーゼルナッツ、じつはどれも日本で栽培できるんです。庭先の「楽しみ果樹」に、耕作放棄地での小遣い稼ぎに……初めてつくる人のためにも、まだあまり知られていない生態や育て方のコツを詳しく具体的に公開します。他に類書はありません!
アボカド
アボカドは「森のバター」といわれる人気の果物です。特集では、農園に「アボカド神社」をつくるほどアボカド栽培にのめりこんでいる農家が登場。失敗しない品種選び、コンテナ栽培で2年目から収穫するワザ、ブロワー受粉で着果率を上げるコツなどを紹介してくれました。また、アボカドは放っておくと、高さ何十mもの大木になるところ、超低樹高で気軽に管理できる仕立て方も記事にしました。
バナナ
バナナといえばフィリピン産を思い浮かべるかもしれませんが、関西や関東、東北などでも栽培している人がいます。大阪、神奈川、岩手の農家がそれぞれ、ハウスなしでも育つ耐寒性のある品種や冬越しの工夫を教えてくれました。バナナは親株から子株がたくさん出るので、苗を買い足さずに、自分で殖やせるのもいいところ。果実はもちろん、葉っぱも料理の素材やお皿に利用できるので、よく売れるそうです。
国産ナッツ
国産ナッツも需要が高まっていて、今ねらいめの品目です。ピーカンナッツは根腐れしにくいので水田転換畑にぴったり、アーモンドは生長が早く寿命も長い、ヘーゼルナッツは寒さに強いなど、それぞれに魅力的な特徴があります。どれも鳥獣害にあいにくく、収穫もラク、あまり手間がかかりません。年をとってからでも楽しく栽培できそうです。
各品目の基礎情報も
イラストを大胆に使って、各品目の基礎情報を解説したページも、今回の特集の見どころのひとつ。自分でつくったアボカドやバナナ、ナッツ類はコクがあって、とびきりうまい! 輸入品にはない風味や食感を味わえます。ぜひ、栽培にチャレンジしてみてください。
その他のコーナーも見どころ満載です。タイトルだけですが、ご案内します。
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