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【漬け物お国めぐり】ダイコンのびっくり漬けをつくってみた!

現代農業の連載「漬け物お国めぐり」を知っていますか?なんとこの連載、45年以上続いているご長寿連載なんです!今回は、現代農業3月号掲載の第427回「メシどろぼう!ダイコンのびっくり漬け」に挑戦してみました。

いつも現代農業WEBをご覧いただき、ありがとうございます。

現代農業WEBチームのたじはるです。

先日現代農業2023年3月号が発売されましたが、皆さまもうお手に取っていただけましたか?

現代農業編集部のハラKさんより、「若生(わこう)さんから送って貰ったダイコンのびっくり漬けがすごく美味しかったよ」と聞き、食べ逃した私はあまりの悔しさに自分でつくることにしました。

参考にしたレシピ

今回つくるレシピは、漬け物お国めぐり第427話(!)岩手県奥州市やまんば工房の若生(わこう)和江さん考案の「ダイコンのびっくり漬け」です。

現代農業2023年3月号204ページに掲載されています。

必要なものを揃える

材料

  • ダイコン 0.5本
  • 長ネギ 0.5本
  • ショウガ 2~3かけ
  • トウガラシ 1本
(調味料)
  • 醤油 100cc
  • 砂糖 100cc
  • お酢 50cc

 レシピを参考に、その半分の量でつくってみました。私は辛いくらいが好きなので、ショウガとトウガラシだけ少し増やしてみました。お好みに合わせてアレンジしてみてください。

 

漬け物にネギを使うのはびっくりですね!

材料を切る

ダイコンはいちょう切り、長ネギは斜め切り、ショウガは千切りにします。

レシピではダイコンの皮をむいていますが、柔らかそうだったので皮ごと使用しました。

切る大きさ、薄さはアバウトです。

おっと忘れてました、トウガラシも入れます。

食感が悪いので、タネを取り除いて使います。(ついでにタネ交換会に出しちゃおう)

タネを取り出したあとは輪切りにして細かくします。

切った材料はポリ袋などにまとめて入れておきます。

調味液を加熱する

醤油・砂糖・酢を鍋に入れ、砂糖が溶けきるようにかき混ぜながら熱します。調味料の量は醤油:砂糖:酢=2:2:1なので覚えやすいですね。

煮立ったら火を止めます。

野菜と調味液をあわせる

調味液が熱いうちに切った野菜たちとあわせます。

ビニル袋をゆすったり揉んだりしてよく混ぜます。あたたかい…

ポリ袋から空気を抜いて漏れないようにしっかりと口を縛り、冷蔵庫で1日置きます。

 

 

・・・が!

もうお腹がすいて待てないので食べることにします。

できました◎

ダイコンのびっくり漬け、できあがりました。

ほんの10分程度漬けただけなのに、いい塩梅に味が染みています。

漬け物にネギを使うのは初めてでしたが、香りも色味も良い!ダイコンとの相性もバッチリです。

面倒で途中からアバウトに切ったショウガもいいかんじにアクセントになりました。

 

調理の所要時間は10分程度で、すごく簡単でした。今回のレシピでは漬けタレが少し多いくらいだったので、野菜を継ぎ足せば長く楽しめそうです。

 

本誌では「ご飯が何杯あっても足りませんよ!」とありますが、本当でした。箸が止まらない…!

【おまけ】今回使用したダイコンとネギは、祖父母の畑から収穫し担いで参りました

まとめ

 いかがでしたか?

「漬け物お国めぐり」は、毎月様々なレシピが紹介されています。

本誌では若生さんのレシピ誕生秘話やエピソードなど、ここでは紹介しきれなかった内容も掲載されています。

過去には摘果したカボチャを使った漬け物や固くなった干し柿をアレンジした漬け物など、身近にある意外なものを使ったレシピもたくさん紹介されています。

「漬け物お国めぐり」過去のレシピはルーラル電子図書館へ!

現代農業はこのほかにも農作業や日々のくらしに役立つ便利な記事も盛りだくさんなので、是非みなさんの”推し記事”を見つけてみてください。

今回紹介した「ダイコンのびっくり漬け」の詳しい内容は、現代農業2023年3月号をどうぞご覧ください。

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