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【目からウロコ 果菜の作業コツのコツ 】Vo.5 苗に水を均一にかけるには?

元宮崎県総合農業試験場・白木己歳

果菜の作業タイトル

みなさん、今年の果菜の出来はいかがでしたか?いまごろは次期作の計画を立てているところでしょうか。さて、今回は、現代農業に2004年から14回にわたり連載した人気連載「果菜の作業コツのコツ」を週1回(全14回)期間限定でお届けします。キュウリの大産地、宮崎県の研究者だった著者の経験と観察、農家との付き合いの中でつかんだ果菜つくりの極意が満載です。ぜひご覧ください。

「水やり三年」
「水やり三年」(現代農業WEB)

真ん中ばかりに水がたっぷり!?

 苗作りの第一の目標は生育をそろえることである。それにはまず、苗に水が均等にかかるようにすることである。しかしこれが意外にむずかしい。ポット苗にしてもセル苗にしても、並べた苗の周辺部よりも中央部に多くかかってしまうことが多い。それはなぜか。

 一つは、苗の並んでいる範囲に水をかけようとし、通路など苗の並んでいない場所には水をかけないようにするからである。もう一つは、水をかけようとする場所に目がほぼ釘付けになり、その場所以外にかん水されていても目に入らないからである。

 すなわち、手前→中央部→向こう側の順で水をかけていこうとする場合、手前をかけるときには一番手前の苗にかん水範囲の元のほうがかかるようにする(図)。するとそのとき、中央部の苗には水がかかっている。だが、それが見えていないので、中央部は中央部でもう一度かけることになる。

 いっぽう、向こう側をかけるときには一番向こうの苗にかん水の先端部がかかるようにする。こうすると中央部の苗にはまた水がかかる。このように中央部の苗は、周辺の苗に比べ二~三倍の水がかかるのである。これでは苗の生育はそろわない。

この記事の続きはルーラル電子図書館をご覧ください

*月刊『現代農業』2004 年7月号(原題:苗に水を均一にかけるには?)より。情報は掲載時のものです。

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