2022年 12月号 12月号の読みどころ案内 2022-11-02 特集 今こそ! モミガラくん炭&竹炭 2022年12月号の巻頭特集は「モミガラくん炭」と「竹炭」。炭には作物の根や土中の微生物を元気づける力があります。しかも昨今は、炭を田畑にまくことがCO2削減につながるといわれ、地球のためにもなると注目を集めています。モミガラも竹も身近にあふれるほどある……これはもう、使わない手はありません! モミガラくん炭 モミガラを炭にやいたもの(田中康弘撮影) 目次をみる 2022年12月号を注文する 最新号から定期購読する くん炭&竹炭 私の使い方&やめられない理由 炭の効果を実感している農家が続々と登場。「イネの生育のバラつきが劇的に改善した」「野菜の株元にたっぷりまいたら、アブラムシがいなくなった」「くん炭100%培土で野菜苗の根張りがよくなった」など、驚きの声が寄せられました。あわせて、図解ページでは、くん炭と竹炭のそれぞれの特徴を整理。炭を入れると根張りがよくなる仕組み、作物の生育を助ける菌根菌が殖える仕組みをまとめました。 <以下の記事があります!>くん炭で、田んぼの地力ムラが劇的改善 中道唯幸くん炭を株元にたっぷりまいたらアブラムシが激減 冨永篤史【図解】モミガラくん炭&竹炭の秘めたる力 など くん炭&竹炭 ラクに、上手にやく 「風で飛ばない」「早くやける」「消火に手間どらない」「きれいに仕上がる」など、農家の工夫を掲載。また、「モミガラを短時間でやき、有害物質の生成を抑える方法」「くん炭を一気に大量にやき、その熱も利用する方法」など、最新の研究や取り組みも興味深い内容です。 <以下の記事があります!>風で飛ばない ブロック囲いのくん炭やき 小城寿子火消しも持ち運びも保管も くん炭にはペール缶が便利 出口敢【竹炭】穴を掘ってやき、半切りドラム缶を被せて消火 山崎尊史 など 畑に炭を埋めて土中の炭素を増やす 現在、炭を農地に施用して、CO2削減の「J-クレジット」を申請すれば、環境にやさしい農産物として、消費者にアピールして販売できます。その動きや制度の概要、手続きの仕方を紹介しました。 <以下の記事があります!>畑に炭を埋めてCO2削減 クールな野菜をつくる 井上保治Q&A 炭の農地施用が「クレジット」として売れる? 地域振興につながる? 柴田晃 この他、2022年12月号は、以下の記事などがございます。ぜひ本誌をご覧下さい。 【稲作・水田活用】あっちこっちで子実トウモロコシ/稲作 7年間の初冬直播体験記 【野菜・花】続・サツマイモ基腐病にどう向き合うか/イチゴの未分化定植 【果樹】大玉・高収量 クリのバランス栽培/環境制御の加温サクランボを見た 【山・特産】ミツバチをうまく冬越しさせる方法 【畜産】鹿児島全共レポート 和牛産地の地域力を見た/日本型有機畜産 【くらし・経営・地域】身近なもので失敗なし!サツマイモ越冬保存術/農福連携★ 現代農業2022年12月号は、田舎の本屋さん または お近くの書店でお買い求めください。 今号のイチオシ記事 くん炭で、田んぼの地力ムラが劇的改善 くん炭を株元にたっぷりまいたらアブラムシが激減 〈子実トウモロコシ〉作業時間が短い、水管理がいらない 中山間地でこそ栽培するべきだ 【第2回】イチゴの未分化定植・本圃増殖栽培 花芽分化を促すには遮光、換気、チッソ切り サツマイモ越冬保存術 車内でお手軽キュアリング、紙袋で簡単保存 あわせて読みたい記事 今月号の特集「モミガラくん炭&竹炭」とあわせて読みたい過去の記事を期間限定で公開します。 研究・くん炭覆土 効果のヒミツは地温ではなさそうだ…(現代農業2011年3月号) 最新研究 「くん炭が病気を抑える」メカニズムが解明!? バチルス菌「IA株」を発見(現代農業2018年1月号) 〈炭 じゃんじゃんやいてじゃんじゃん使う〉なるほど、根張りはこんなに違う(現代農業2010年12月号) 〈脱炭素化のワザ〉生長が早い竹を炭に 4年でCO2 880tを回収(季刊地域2021年春号) 荒れた竹林、炭にして大地に還す(季刊地域2021年夏号) 今号のオススメ動画 湿らせたモミガラくん炭をブレンドキャスターで散布 今号のオススメ動画は画像をクリックするとルーラル電子図書館へ移動します。動画は公開より3ヶ月間無料でご覧いただけます。